お笑いコンビ・ピースの綾部祐二が約6年ぶりに帰国して15日、東京・ラフォーレミュージアム原宿で相方・又吉直樹と『ピーストークライブ～本とアメリカ～』を開催した。8月にチケット申し込みが始まると、販売予定数の10倍を超えて即完売。期待が高まる中、ライブは2017年10月11日、綾部が成田空港発の航空機で渡米する前に車内で撮影した2人の映像でスタートした。

　そして、「本」の又吉が登場。続けて「アメリカ」の綾部が星条旗を持ち、サングラス姿でさっそうと現れてステージで又吉と熱く再会のハグをした。

「（又吉との）再会は舞台上と決めていました。ここまで会わないようにしていたから、スタッフさんが大変でしたよ」

　とはいえ、又吉が1度、綾部の住むニューヨークを訪れたことがあり、実は「6年ぶり」ではないという。

　綾部は2016年10月8日に芸能活動の無期限休止を発表し、1年後に渡米。これまで1度も帰国することはなかった。そして、今年9月末に公開したYouTube動画では、綾部はペラペラの英語で「帰国はとても楽しみ。6年間は長く感じなかった。ニューヨークで5年、ロサンゼルスで1年。たくさんの人に出会えて、いろんな経験ができてあっという間だった」と話していた。

　帰国後はインスタグラムで明石家さんま、ダウンタウンの浜田雅功との再会ツーショットを公開していた。

　一方の又吉は15年に小説『火花』で芥川賞を受賞し、その後もヒット作を出してタレントとしても活動している。2人にとって、ラフォーレ原宿はトークライブを重ねてきた思い出深い場所だった。