どう見ても致命傷→まさかの復活 生存力が高すぎるアニメキャラ3選

アニメでは、「これはどう考えても死んだだろ……」と読者が感じるようなダメージを受けたキャラでも、実は生きており、再登場する場合がある。今回はどう見ても致命傷を負ったのに生きていた、生存力の高いキャラたちを紹介する。

『鬼滅の刃』嘴平伊之助【写真:Getty Images】
『鬼滅の刃』嘴平伊之助【写真:Getty Images】

自爆しても、背後から刺されても、死なないキャラは死なない!

 アニメでは、「これはどう考えても死んだだろ……」と読者が感じるようなダメージを受けたキャラでも、実は生きており、再登場する場合がある。今回はどう見ても致命傷を負ったのに生きていた、生存力の高いキャラたちを紹介する。

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 まず紹介するアバンは、アニメだけでなく漫画やゲームでも人気の『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場するキャラだ。主人公のダイや、ダイの相棒キャラであるポップなど、主要人物に戦闘技術を教える師匠キャラである。そんなアバンは、敵の襲撃からダイたちを守るために、ストーリー序盤で自爆の呪文・メガンテによって命を落としたように描かれていた。

 しかし、終盤にパーティーが絶体絶命のピンチに陥ったとき、まさかの再登場を果たす。再登場後のアバンは、最終決戦に向け、頼れる仲間の1人として活躍していく。

 ネット上ではファンから「受けとめるのに3か月はかかった。でも受けとめたころには、なんか生きていた」「終盤まで影も形もないから普通に死んだと思ってました」と、アバンの生存に驚きの声があがっていた。

『鬼滅の刃』でも、どう見ても死んだはずのキャラが生きていたケースがある。主人公・竈門炭治郎の同期隊士「嘴平伊之助(はしびらいのすけ)」がそのキャラだ。

 問題のシーンは「遊郭編」最終決戦にて、敵幹部である上弦の陸・妓夫太郎に背後から心臓のある部分を刺されてしまう場面。どう考えても死んだかと思いきや、伊之助は、自身の内臓の位置を動かすという奇策で致命傷を回避していた。

「内臓の位置を動かすなんてできるのか?」と疑問に思う人もいるかもしれない。しかし、山育ちの野生児である伊之助ならではの技と考えると、先述のアバン同様モヤモヤは残るが、ある程度は納得できてしまうのではないだろうか。

 最後に紹介する『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ第5部にあたるテレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』に登場した「ジャン・ピエール・ポルナレフ」については、常人には理解のできない復活劇が描かれている。

 本作でポルナレフは、超能力「スタンド」を発現させる力を持つ「弓と矢」の行方を追っていた。そんなポルナレフは回想シーンで、第5部のボス・ディアボロ率いる組織に追い詰められてしまい「頭が割れる」「全身がバラバラになる」「高所から落とされる」など、どう見ても致命傷といえる傷を負わされていた。

 しかし、なんとポルナレフはその状況でも生き延び、ディアボロと再戦するのだ。この事態にネット上では「何でこれで生きてるんだ!おかしいだろ」「ブラックジャックでも通りがかったのか」と話題になったほどだった。

 死んだと思っていたら生きていたキャラには、きちんと理由が用意されているものや、後付けではないかと読者から疑われるもの、そして特に理由はなく生きていたキャラなど、さまざまなタイプが存在する。話の整合性を重視するのも大事だが、勢いで復活するキャラがいるのも、アニメの面白さの1つではないだろうか。これからも、しぶとく生き残るキャラの行く末に注目したい。

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