新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう今、各地では「STAY HOME」の動きが広がっている。一方で、この厳しい状況の中でも医療従事者をはじめ、社会のインフラを支える人々は、見えない敵が迫る最前線に立ち、私たちの日々の暮らしを支えてくれている。こんな状況だからこそ、身近にいる「命を支える人」「生活を支える人」「社会を支える人」に対し、感謝の気持ちを抱いた瞬間があるのではないだろうか。

「ENCOUNT」では、プロレス・格闘技界、エンターテインメント界で活躍する人々が、感謝の気持ちを発信する特別連載【#今こそひとつに】をスタート。各界からのリアルな感謝の声をメッセージ動画とともにお届けする。

　第6回は、“暴走キングコング” の異名を持つ新日本プロレスの人気レスラー・真壁刀義選手だ。

　1996年に新日本プロレスの門を叩いた真壁は、デビュー13年目となる2010年5月にIWGPヘビー級王座を悲願の初戴冠。本間朋晃とのタッグでは2015年、2016年の「WORLD TAG LEAGUE」で優勝を果たし、IWGPタッグ王座も獲得した。“スイーツ真壁”としてテレビ番組に出演したことでプロレスファン以外の知名度も高く、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」への出演、映画「ドラえもん 新・のび太の日本誕生」で声優を務めるなど、マルチな活動でプロレス界を盛り上げている。

　そんな真壁は、コロナ禍で働く人々への感謝を語った。

「今はテレワークが推奨されているがなぁ。過酷な業務によって、それがなかなかできねぇ方々がよぉ、まだまだいるよなぁ。そんな方々がよぉ、頑張っているからこそ、オレ様たちは生活ができてんだ。本当に感謝してます。様々な状況で日夜業務している皆さんを本当に尊敬してるよ」

　特に感謝を伝えたいのは、「配送業務に関わる人々」だ。

「毎日物流を止めずによぉ、我々の生活基盤を支えてくれてんだ。何度も言うけどよぉ、みんながいるからオレたちが生活できてんだ。それは本当に毎日実感してる。だけどよぉ、休める時はしっかり休んで、体調管理と感染防止はよぉ、確実に取り組んで仕事頑張ってください。これからも応援してます。Thank youな！」

　真壁刀義からの「ありがとう」、届けます。

○ENCOUNTでは、特別連載【#今こそひとつに】をスタートさせました。新型コロナウイルスの感染拡大で社会状況が厳しい中、誰もが「命を支える人」「生活を支える人」「社会を支える人」に感謝の気持ちを抱いた瞬間があると思います。医療従事者や社会インフラの維持に尽力する人たちにその思いを届けたい――。人と人との“距離”が遠い今だからこそ、みんなの心をひとつにしたい――。頑張る人たちにエールと感謝の気持ちを届けるため、様々な「声」を発信していきます。また、18日に開設した新サイト「HEARTS AS ONE 今こそひとつになろう」では、著名人らのメッセージ動画を多数公開しています。