完全新作アニメ『ドラゴンボールDAIMA』24年秋に世界展開 鳥山明氏「久しぶりに如意棒を」

アニメ『ドラゴンボール』の完全新作となる『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』が制作されることが13日に明らかとなった。2024年秋に世界に向けて展開することを東映が発表した。原作者・鳥山明氏が、全く新しいエピソードを執筆した、完全新作アニメとなる。

『ドラゴンボール』の完全新作『ドラゴンボールDAIMA』が発表【写真:(C)バード・スタジオ/集英社・東映アニメーション】
『ドラゴンボール』の完全新作『ドラゴンボールDAIMA』が発表【写真:(C)バード・スタジオ/集英社・東映アニメーション】

鳥山氏は「いつもよりかなり気合いが入っているかもしれません!」とコメント

 アニメ『ドラゴンボール』の完全新作となる『ドラゴンボールDAIMA(ダイマ)』が制作されることが13日に明らかとなった。2024年秋に世界に向けて展開することを東映が発表した。原作者・鳥山明氏が、全く新しいエピソードを執筆した、完全新作アニメとなる。

『ドラゴンボール』40周年記念作品にもあたる本作は、米・ニューヨークで現在開催中の世界最大級のポップカルチャーの祭典「ニューヨーク・コミコン」のパネルにて、「ドラゴンボール DAIMA」のティザー映像と作品タイトルロゴが世界に向けて情報解禁、発表された。

 鳥山氏が原作、ストーリー、キャラクターデザイン他、制作に詳細に携わった作品であり、乗り物やモンスター、モブキャラクターなどのたくさんの設定を書き下ろし。今回発表されたシリーズ名『DAIMA』も鳥山氏が「これまでとはまた違った強めなネーミングを」と考案されたタイトルだ。冒険とバトル、そしてミステリーの詰まった、誰も見たことのない『ドラゴンボール』の新しい世界を世界中に届ける。

 解禁されたティザー映像では、悟空たちと魔人ブウの激闘を見つめる謎の新キャラクターや、今までにないまだ見ぬ世界、悟空、ベジータ、ブルマなどおなじみの面々の新しいビジュアルが描かれ、タイトルロゴと「2024年秋スタート」という文字が映し出されている。

以下、鳥山氏と主人公である孫悟空役の声優を務める野沢雅子のコメント全文。

○鳥山明氏
「こんにちは 原作者の鳥山明です。現在ドラゴンボールの新作を製作中です。タイトルは『ドラゴンボール DAIMA』DAIMAというのは造語で、漢字では『大魔』英語では『Evil』といった感じでしょうか。ある陰謀で、悟空達はなんと小さくなってしまいました。解決のために新たな世界に乗り込むことに! 未知の不思議な世界で繰り広げられる大冒険と激しいアクション! 特に悟空は体の小ささを補うために久しぶりに如意棒を使っての戦闘が懐かしいかも。今回も基本ストーリーや設定、デザインの多くを書かせてもらっています いや、いつもよりかなり気合いが入っているかもしれません! ドラゴンボールの世界観の謎にも迫る展開。いつもとちょっと違う、可愛く、そして激しい闘いを楽しんでください!!」

○野沢雅子
「新作の『ドラゴンボール DAIMA(ダイマ)』の映像、すごかったですね~! 悟空も、とってもかわいらしくて素敵でしたね! どんな陰謀で悟空があの姿になってしまったんでしょうか? とっても気になりますけど、詳しい内容については…まだ内緒なんですって! 私も一緒にワクワクしながら、新しいアニメを楽しみに待っていたいと思います! ぜひご期待くださいね!」

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