【PRODUCE 101】“落第”Fランクメンバーが涙 振付師が辛口批評「なんで今ここにいるの」
ガールズグループオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(木曜午後9時)の第2回が、ドコモの映像配信サービス「Lemino」で12日に配信された。
「才能ない」と言われてきた坂田琴音「小さな芽が、ちょっとだけ芽生えた」
ガールズグループオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』(木曜午後9時)の第2回が、ドコモの映像配信サービス「Lemino」で12日に配信された。
同作は、JO1やINIを誕生させた日本最大級のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3弾。デビューを目指して集まった101人の練習生たちが、専門的なトレーニングとテストに取り組み、挫折を乗り越えながら共に成長していく。国民プロデューサー(視聴者)による投票で、101人の中からデビューするメンバー11人が決定。今回は初のガールズグループとなる。
国民プロデューサーの代表として歌手の木村カエラが司会進行を務め、歌手の青山テルマ、韓国のロックバンド・FTISLANDのメンバーで俳優としても活動するイ・ホンギ、ダンサーの中曽根梨乃、K-POP振付師のYUMEKI、ラッパーのKEN THE 390がトレーナーとして練習生を指導する。
今回は26組に分けられた練習生100人(1人辞退)がA~Fランクにレベル分けされ、課題曲と合宿「ビギナーズキャンプ」の開催が発表された。
(※以下、内容に関する記述があります)
トレーナー陣の判定の結果、練習生はAランク12人、Bランク21人、Cランク27人、Dランク24人、Fランク12人に振り分けられた。さらに合宿「ビギナーズキャンプ」が開催されることに。
ビギナーズキャンプは練習生がデビューに向け本格的に動き始める期間のことで、ランクごとに実力に合うレッスンや共同生活が行われる。テーマ曲『LEAP HIGH! 明日へ、めいっぱい!』が課題曲として出題され、合宿後に再度レベル分けを行うことになった。
国民プロデューサーの木村は、2度目のレベル分けでAランクになったメンバーがステージ上でテーマ曲を通しで踊ることができると伝える。さらにその中からセンターも選ばれる。しかしBからランクが下がっていくごとにステージ上でパフォーマンスできる時間は少なくなり、Fランクでは「ステージに上がることすらできない」と告げた。再レベル分けでFランクになってしまうと、A~Dランクメンバーのフォローにまわるという。練習生は3日間という短期間で歌と振付を覚え、再レベル分けのために自身のパフォーマンスを録画する。
現時点で「落第」のFランク判定された12人は、及川里桜、太田紗蘭、加藤愛梨、加藤神楽、小山麻菜、坂田琴音、桜庭遥花、菅井夏帆、田中花、谷聖彩、中村葵、茂呂空音。合宿で集まったFランクメンバーの前に、テーマ曲の振付を担当したYUMEKIが登場した。
YUMEKIはダンスを披露するメンバーを鋭い表情で見つめると、「何を見せられているのか分からない。自分の振付じゃないみたい。この状態でステージに上がる気? このままじゃ上がらせない」と厳しく指摘。自信のない表情を見せる空音に、「なんで今ここにいるのか。なんで決心したのか。俺の言ってることが伝わらないなんだったら、今から帰っていいよ」と告げた。
空音は涙を浮かべ、「オーディションに落ち続けてきて、20歳になって年齢制限もあって受けられないものも出てきた」と語ると、「そんなときにこのオーディションを見つけて、最後のチャンスかもしれないと思って応募した」と明かした。
一方、Fランクの中できちんと振りができていたのが琴音。YUMEKIは琴音に、「Cランクとかにいてもおかしくない。どんな事情があるか分からないけど、全部(パフォーマンスに)出るから。伝わるから」と琴音の自信のなさを突く。
琴音は「もともと入っていた事務所で『本当に才能がない』と言われて」と、過去に事務所に所属していたことを明かし、「どれだけうまくなったとしても、才能はないんだろうなと思う」と自信を失っていることを認めた。しかしYUMEKIから「諦めなかったら、見てる人は見てる」と伝えられ、「自分の中の自信の小さな芽が、ちょっとだけ芽生えた」と笑顔を見せた。YUMEKIは「結果で見せよう。結果で見せたら人生変わるから」と、Fランクメンバーにエールを送った。
次週は再レベル分けの結果が発表され、メンバーのランク入れ替えが行われる。12日放送終了時点での国民投票結果は次の通り。
1位:山本すず
2位:加藤心
3位:海老原鼓
4位:笠原桃奈
5位:櫻井美羽
6位:佐々木心菜
7位:石井蘭
8位:北里理桜
9位:高見文寧
10位:加藤神楽
11位:北爪さくら