性加害問題当事者の会、ジャニーズ記者会見やり直しを要請「時間や数の制限はなくして努めるべき」

ジャニーズ性加害問題当事者の会の平本淳也代表は8日、同会の公式サイトを更新し、ジャニーズ事務所に記者会見のやり直しを要請した。理由は今月2日に行われた会見後、指名NGリストの存在が明らかになったことだとし、リストを作成したコンサルティング会社の責任も追及している。

ジャニーズ性加害問題当事者の会・平本淳也代表【写真:ENCOUNT編集部】
ジャニーズ性加害問題当事者の会・平本淳也代表【写真:ENCOUNT編集部】

公式サイトで平本淳也代表が表明

 ジャニーズ性加害問題当事者の会の平本淳也代表は8日、同会の公式サイトを更新し、ジャニーズ事務所に記者会見のやり直しを要請した。理由は今月2日に行われた会見後、指名NGリストの存在が明らかになったことだとし、リストを作成したコンサルティング会社の責任も追及している。

「健全なる会見を行うために、ジャニーズ事務所(SMILE-UP.)側から登壇された方々が誠意のある対応で挑まれた姿勢を否定すべきでないとすれば、それを損なったコンサル会社の責任を問うとともに、その疑惑を払拭するためにも、会見のやり直しは絶対的に必要なものであると断言できます」

 その上で「被害者にとっては、記者やジャーナリストの方々の質疑は非常に有難い存在であり、それを報じるメディアによって、関心ある世間の方々が真実を知るチャンスでもあることから、それが不誠実に終わり、疑惑だけが残ったままの状態では、ジャニーズ事務所(SMILE-UP.)にとっても不利益でしかありません」と訴え、前回は2時間に制限された会見の形式についても提案した。

「記者全員の質問に答えられる余裕のある時間設定をもって対応して頂きたく思います。少なくとも、一社1問ではなく、時間や数の制限による都合はなくして努めるべきと強く要望いたします」

 同会のメンバーら12人は、会見翌日の3日にジャニーズ事務所社長の東山紀之、社長を辞任した藤島ジュリー景子氏ら6人と面会。東山と藤島氏から謝罪の言葉を受けており、同会の公式サイトで「謝罪と認定が実行された」とし、ミーティング継続の希望などを表明している。

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