朝倉未来が社長を務める格闘技エンターテインメント「BreakingDown」のスピンオフ大会「BreakingDown9.5」が8日、都内で行われている。第1試合では外枦保尋斗がラッパーのLARGE HIGHにKO勝ちを収めた。

　LARGE HIGHは今年7月の「BreakingDown8.5」にも出場。平石光一と対戦し判定勝ちをしたものの、見合う展開の多い試合展開に、ゲストの粗品も「しょっぱかったすねぇ」と苦笑いしていた。

　対する外枦保はこれまで「BreakingDown」で3勝1敗。完成されたボクシングスキルでKOの狙える選手として定評がある。未来はキック力に目を付け「K-1王者級」と称賛していた。「母が薬物依存」という重い過去を背負って戦っている。

　試合はバチバチの殴り合いに。先にダウンを奪ったのは外枦保だった。開始20秒で左フックでダウンを奪う。

　LARGE HIGHも全く下がらない。左右のフックを振り回し、右フックで顔面を捉えるとダウンを奪った。

　残り30秒は外枦保のペース。右フックをあてると、ケージ際にLARGE HIGHを追い込みパンチを連打。相手は動くことができず、レフェリーが慌てて試合を止め、KO勝ちを収めた。