秋元康氏が手がける新規アイドルグループ創造プロジェクト『IDOL3.0 PROJECT』の発表イベントが7日、都内で行われた。グループ名は「WHITE SCORPION」に決まった。最終合格者11人も発表され、ニコは「このグループを応援して後悔させません」と意気込んだ。

　同プロジェクトは今年4月からオーディションを開始。8月の合宿審査などを経て、最終候補者が29人に絞り込まれ、この日、最終合格者11人が発表された。応募総数は約1万人。

　グループ名は「WHITE SCORPION」。最終合格者は、チョコ（16）、アリー（23）、ナコ（19）、サマー（19）、ナビ（20）、ココア（17）、ニコ（19）、ピース（16）、モモテレ（17）、アオ（18）、ハンナ（14）の11人となった。

　イベントでは最終候補者29人が別室で待機。合格者の名前が読み上げられると、ステージに上がり、あいさつした。

　ニコは「この半年間、頑張ってきたが、結果につながって本当によかった。みなさんと世界を目指すのが楽しみです。このグループを応援して後悔させません」と笑顔を見せた。

　最後に名前を呼ばれたハンナは「（私は）中学３年生で受験と重なって、受からなかったらどうしようと思ったが、審査が進むにつれて、アイドルになりたい気持ちが強くなった。これからがスタートラインだと思うので、全力で頑張ります」と語った。

　活動資金は、オーバース社が発行する暗号資産『Nippon Idol Token（NIDT）』の販売を通じて、ファンから調達され、すでに10億円に達したとされている。『NIDT』の新規発売（IEO）の購入者による投票で、最終合格者が決定した。

　デビュー曲は『眼差しSniper』に決定しており、公式X、YouTube Shorts、インスタグラム、TikTokなどで公開されている。

　従来のコンサートや握手会といったリアルな場に加え、メタバース空間やNFTといったWeb3.0技術を駆使した新しい活動を行っていく。