島崎和歌子『Maybe 恋が聴こえる』で14年ぶりTBS連続ドラマ出演「胸キュンは楽しい!」
俳優の島崎和歌子が、16日から放送開始するTBS系連続ドラマ『Maybe 恋が聴こえる』(深夜0時26分スタート)に出演することが、9日に分かった。大和奈央演じるヒロインを支えるシングルマザー役を演じる。
声に恋する“声キュン”ラブコメディー
俳優の島崎和歌子が、16日から放送開始するTBS系連続ドラマ『Maybe 恋が聴こえる』(深夜0時26分スタート)に出演することが、9日に分かった。大和奈央演じるヒロインを支えるシングルマザー役を演じる。
本作は、TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』season3で応募総数約7000人の中からグランプリを獲得した大和奈央が初主演を務め、秋元康が企画・原案を手がける完全オリジナル作品。声優学校を舞台に、大和演じる夢を諦めかけたヒロイン・桃井蕾未(ももい・つぼみ)が、学校で偶然耳にした“声”に恋をし、その“推し声”の主を探しながら、諦めかけた夢を再び追いかけていく姿を描く、声に恋する“声キュン”ラブコメディーだ。
蕾未が探し求める“推し声”の持ち主候補である声優志望のイケボ男子・音瀬陸(おとせ・りく)役を橋本涼、朝倉奏汰(あさくら・そうた)役を醍醐虎汰朗、声優学校のカリスマ講師・深町裕人(ふかまち・ゆうと)役を木村昴が演じるほか、蕾未のクラスメイトでもう一人の“推し声”候補である黒岩紫音(くろいわ・しおん)役に森愁斗、陸の幼馴染でブレイクを目指すアーティスト・橋口琴音(はしぐち・ことね)役に佐々木舞香(=LOVE)が決定。さらに森川智之、黒沢ともよ、菊地姫奈、横田拓也、若林星弥、樋口幸平、『私が女優になる日_』season3ファイナリストの坂本彩、岸本小雪、和多田萌衣も出演する。
そして、蕾未の母・桃井奈美恵(ももい・なみえ)役で島崎和歌子の出演する。夫を早くに亡くして女手一つで蕾未とその姉の凛(岸本小雪)を育ててきた、優しくしっかり者の母親という役どころ。蕾未の夢を誰よりも応援しており、自信を失くしがちな蕾未を励まし支える一番の味方だ。島崎のTBS連続ドラマへの出演は、2009年のひるの帯ドラマ『オーバー30』で主演を務めて以来約14年ぶり。“ひるの帯ドラマ”から“よるの帯ドラマ”へと舞台を移す。
以下は、島崎のインタビュー。
――娘役の大和と岸本は今作で女優デビュー。共演されてみていかがですか。
「お二人とも『私が女優になる日_』プロジェクトで修業されていて、ドラマの現場で『本番です!』って言われても動じずお芝居をされているのがすごいなと感じました。私がデビューしたときはまだフィルムを使った撮影方法が残っているような時代だったので絶対にNGは出せなくて、緊張してしまうこともあったのですが、彼女たちは生まれたときからスマホやデジカメがあって撮られ慣れているのでしょうか。常に自然体でいられるのは強みだと思います」
――ご自身にとって、約14年ぶりのTBSドラマへの出演となります。
「私はバラエティの仕事が多いのですが、今回お声がけいただいてうれしかったです。大和さんが徳島県の出身で、私も同じ四国・高知県の出身なんですけど、ドラマの中で私たち親子は徳島に住んでいる設定なんですね。そのためセリフで徳島弁を使うのですが、これが難しい! 同じ四国といっても土佐弁と徳島の言葉は全然違うから発音がなかなか覚えられずで……苦労しています(笑)。ドラマの現場ではスタッフさんがどう動いてどんなセッティングをしているのかを見るのも好きですね。大和さんや、若いスタッフさんたちの成長を見ていると、自分もそうやってきたな、と思い出すことも多くて感慨深いです。この作品が終わったとき、みんながもっと自信をつけて違う作品に繋げてくれればいいなと思います」
――“夢に向かって諦めずに突き進む”というこのドラマのテーマをどう感じますか。
「今は選択肢がすごくたくさんあって、ありすぎて逆に自分が何をしたいのか選べなくなることも多いと思うんです。『夢がわからない』『やりたいことがない』と思う方もいらっしゃるかもしれません。そんな中でも、好きなものの中から自分が興味のあるものを突き止められると、少しは人生楽しくなるんじゃないかなと思います」
――どんな人たちにこのドラマを見てほしいですか。
「蕾未たちと同世代の若い方たちには共感しながら見ていただきたいですし、大人の方にも“昔こういう感じあったな”とか、同世代の子と切磋琢磨して“あの子には絶対負けない!と思ったな”と懐かしんで見てもらえたらうれしいですね。“こういうことがしたかったな”とまぶしく思いながらでも楽しいと思いますし、胸キュンは楽しい! そして娘2人の成長過程をぜひ見ていただきたいなと思います」
――『オールスター感謝祭’23秋』に、大和さんと橋本さんの出演が決まりました。
「2人にはぜひドラマを背負って、みんなにドラマを知ってもらえるように全力で参加してもらいましょう(笑)」