【UFC】村田夏南子、2年4か月ぶり復帰戦は「緊張とワクワク」 前職ストリッパーと対戦
レスリングの元ジュニア世界選手権王者で、RIZINにも参戦経験のあるUFC女子ストロー級の村田夏南子が7日(日本時間8日)に、米ネバダ州ラスベガスで行われる「UFCファイトナイト・ラスベガス80」でバネッサ・デモポロス(米国)と対戦する。2年4か月ぶりの復帰戦へ、意気込みを語った。
戦線離脱中は「自分はもう試合できないんじゃないかなと」
レスリングの元ジュニア世界選手権王者で、RIZINにも参戦経験のあるUFC女子ストロー級の村田夏南子が7日(日本時間8日)に、米ネバダ州ラスベガスで行われる「UFCファイトナイト・ラスベガス80」でバネッサ・デモポロス(米国)と対戦する。2年4か月ぶりの復帰戦へ、意気込みを語った。
村田はレスリングで実績を積み重ね、2016年のRIZIN.1でMMAデビュー。その後もRIZINを中心にキャリアを積み重ね、20年にUFC参戦。デビュー戦は勝利したが、21年6月にビルナ・ジャンジロバ(ブラジル)戦で左ひじを脱臼し、ドクターストップでTKO負け。今回はそれ以来の復帰戦となる。
「緊張とワクワク感が交わってる感じです」と胸を高鳴らせた村田。前回の試合後は、肘の治療のため戦線を離脱し、また歯を折った影響もあり満足に練習できない時間が続いたという。
「自分はもう試合できないんじゃないかなと思ったりしたんですけど、でもボス(魅津希)も頑張ってる。自分も頑張んなきゃって思って。その周りの人たちにも支えられながらやってこられたなって凄く思います」
同じくUFCに参戦し、先日3年ぶりの復帰戦で勝利した女子選手・魅津希の存在からも刺激を受けながら、復帰にこぎつけられたようだ。
復帰戦の相手デモポロスは格闘家になる前はストリッパーだったという異色の存在。「相当タフな選手だなって思いました」と警戒を強めた。
そして「普段応援してもらってる人とか、元気とか勇気を与えてくれる人たちに、今度は自分が元気とか勇気とかを与えられる試合をできたらなって思います」と締めくくった。