【ONE】青木真也、世界最強に一本負け “アオキロック”を極められ4連敗「近い将来にONEで最後の試合」

アジア最大の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」の格闘技イベント「ONE FightNight 15」(10月7日、ABEMAでライブ配信)がタイ・ルンピニースタジアムで行われている。11か月ぶり復帰戦の青木真也(40)が27歳のONEフライ級サブミッショングラップリング世界王者マイキー・ムスメシ(米国)と無差別級サブミッショングラップリング戦(10分)を行い、一本負けを喫した。この敗戦で4連敗となった。

ムスメシに敗れた青木真也【写真:(C)ONE Championship】
ムスメシに敗れた青木真也【写真:(C)ONE Championship】

ムスメシの徹底した足攻めに苦戦

 アジア最大の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」の格闘技イベント「ONE FightNight 15」(10月7日、ABEMAでライブ配信)がタイ・ルンピニースタジアムで行われている。11か月ぶり復帰戦の青木真也(40)が27歳のONEフライ級サブミッショングラップリング世界王者マイキー・ムスメシ(米国)と無差別級サブミッショングラップリング戦(10分)を行い、一本負けを喫した。この敗戦で4連敗となった。

 MMA戦を望んでいた青木が「納得いかない仕事をみんなやってる」という気持ちで臨んだ今回の一戦。対戦相手のムスメシは試合前に屋台のスイカにあたり食中毒。試合が流れそうにもなっていた。青木はその行為を「プロではない」と切り捨てた。そんな複雑な感情を抑えて臨んだ戦いだった。

 ムスメシが当然のようにクローズドガードのボトムポジションから攻め、青木はトップからこれを攻略していくという展開だった。

 徹底的な足攻めを受ける青木。開始1分半を過ぎたところで、右足をムスメシの左腕にすくわれ、膝裏付近を固められる。

 青木は座るような形で下からの足攻めに対応していくが、開始3分で足首を固められる。そのまま足を伸ばされるとたまらずタップ。一本負けを喫した。

 試合後ムスメシはマイクで一本を取った技について「“アオキロック”(ヒールフック)と呼ばれている技でした。この技はシンヤ・アオキを見て学びました。(彼を尊敬してるから)彼の技をやりました」と説明した。

 試合後、青木はABEMAのカメラに対し「船木誠勝の方が強かったなって……。このリーグで厳しくなってきているのは分かってきているから、近い将来にONEで最後の試合をするっていうことは自分自身考えていないといけない。その相手を誰にするかっていうのは自分のなかで決まってますから、もう少しここで頑張ってやりたいな」とコメントしていた。

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