なにわ男子の藤原丈一郎が6日、都内で開催された映画『アナログ』の初日舞台あいさつに出席。グループ結成5周年を祝福される場面があった。舞台あいさつには、嵐の二宮和也、俳優の波瑠、桐谷健太、浜野謙太、板谷由夏、タカハタ秀太監督も登壇した。

　同映画を一緒に見たい人を聞かれた藤原は「なにわ男子7人で。自分の作品を見られるのは緊張しますが、見たいです。それにきょうは結成……」と言いかけたら、二宮が「結成5周年だもんな！」と食い気味に発表した。

　これに藤原は「めっちゃうれしいねんけど、自分の口から言おうと思ってた…」とぼやくと、二宮は「言ってよそれは……！」と涼しい顔。自分の口で発表することはできなかったが「結成日とアナログの公開日が重なるってのは、めちゃくちゃ縁起がいいなと！」と喜んだ。続けて「ね！　むら……」と言いかけた藤原。桐谷に「え、誰？」と問われると「二宮くんって言おうとしたんですけど、関西感が強すぎて、村上くんって言おうとしてしまって…（笑）」と説明し、笑わせた。

　二宮は「こいつ一瞬ムラムラしたのかなと思った。『ムラっ』って言ったから」と言い、さらに笑いを誘うと、桐谷が「ムラムラしても『ムラっ』とは言わんやろ」とツッコんでいた。

　同映画の原作は、ビートたけしが70歳で書き上げた同名小説。喫茶店で出会った悟(二宮)と、携帯を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)は、携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、あえて連絡先を交換せず「毎週木曜日に、この場所で会いましょう」という約束を交わし、ゆっくりと関係を紡いでいく。いつの時代も変わらない愛の原点「大切な人にただ会える喜び」を描いたラブストリーになっている。