ジャニーズ看板撤去が完了 報道陣のマークが薄くなった深夜の間に作業か
ジャニーズ事務所は東京・港区の本社ビルに設置された「Johnny&Associates」の看板撤去作業を6日朝までに完了させた。作業は5日の午前中から行われ、屋上からゴンドラが吊るされた。だが、同日午後は動きがなく、同9時の時点でもゴンドラが設置された状態のまま。その時間には報道陣が少なくなっており、マークの薄くなった深夜の間に撤去したとみられる。
東京・港区の本社 消えた「Johnny&Associates」の文字
ジャニーズ事務所は東京・港区の本社ビルに設置された「Johnny&Associates」の看板撤去作業を6日朝までに完了させた。作業は5日の午前中から行われ、屋上からゴンドラが吊るされた。だが、同日午後は動きがなく、同9時の時点でもゴンドラが設置された状態のまま。その時間には報道陣が少なくなっており、マークの薄くなった深夜の間に撤去したとみられる。
ジャニーズ事務所は今月2日、都内で2回目の記者会見を行った。新社長の東山紀之はあらためてジャニー氏との決別を表明し、今月17日に社名をSMILE-UP.に変更すると発表した。
同事務所は1962年の創業から61年にわたり、「ジャニーズ」の看板を掲げてきた。都内の小さなオフィスからスタート。タレント、グループの人気が上がるにつれ、港区に所有する自社ビルの規模は大きくなり、テレビ局などへの発言力、影響力も増していった。だが、間もなくジャニー氏の名前にまつわる「ジャニーズ」の名はなくなり、関ジャニ∞、ジャニーズWESTのグループ名、関連企業名も変わっていく。
今回の作業が開始された5日には報道陣、ファン、通行人を含め100人以上が建物にカメラ、スマートフォンを向けていた。だが、一夜明けたこの日の午前11時半ごろは、その数は20人程度に減っていた。