ガールズグループオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』（木曜午後9時）が、ドコモの映像配信サービス「Lemino」で5日にスタートした。

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　同作は、JO1やINIを誕生させた日本最大級のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3弾。初のガールズグループオーディションとなる。デビューを目指して集まった101人の練習生たちが、専門的なトレーニングとテストに取り組み、激しい競争の中、困難に挑み、挫折を乗り越えながら共に成長していく。

　国民プロデューサー（視聴者）による投票で、101人の中からデビューするメンバー11人が決定。今回は初のガールズグループとなる。国民プロデューサーはdアカウントを作成することで1日につき1票、11人まで国民投票が可能。またLeminoのアプリをダウンロードすれば、追加でもう1票投票できる（各日2票）。

　国民プロデューサーの代表として歌手の木村カエラが司会進行を務め、歌手の青山テルマ、韓国のロックバンド「FTISLAND」のメンバーで俳優としても活動するイ・ホンギ、ダンサーの中曽根梨乃、K-POP振付師のYUMEKI、ラッパーのKEN THE 390がトレーナーとして練習生を指導する。

　今回は1万4000人の中から選ばれた100人（1人辞退）の練習生が、初顔合わせとレベル分けを行った。

（※以下、内容に関する記述があります）

　集結した100人の練習生は、出身エリアやこれまでの経歴、年齢などから26組のチームに分けられた。

　オーディション未経験5人を集めた「ビギナーズ」や、インドネシアやニューヨーク出身者、アメリカでのダンス留学経験者を集めたグローバルチーム「G-TRAIANGLE」、登録者数35万人越えのインフルエンサー双子「Twinkle」、現役高校生6人組「アオハル」などの他、アイドルや事務所経験者の「EYE Catcher」、全メンバーが演劇経験者の「リトル・ヒロイン」、元事務所経験者「DD-Crash」、韓国大手事務所の練習生「ウィンク・ベル・ムーン」、人気アイドル経験者「rebloom」など、芸能活動経験が豊富なメンバーで結成されたチームも。

　練習生は事前に動画パフォーマンスを行っており、顔をモザイクで隠したパフォーマンス動画を見ながら、練習生同士が評価して順位をつけていた。100人のうち練習生評価でトップに立ったのは「アオハル」の海老原鼓。現役高校生の鼓は、ギターの弾き語りであいみょんの「マリーゴールド」を歌い1位に。また、東北など寒冷地方出身者を集めた「Cool Girls」のメンバー・高見文寧が2位、「G-TRAIANGLE」のメンバーで圧倒的なダンスパフォーマンスを見せた小田有葉が3位となった。

　一方、最下位の100位となったのは、5人組「ポケプリ」の高木舞優（20）。メンバーの中で唯一ダンス経験のない舞優は、自身の順位に「みんなほど実力がないのに、なんで100人の中に選ばれているのかわからない。こんな最終順位にいて、見つけてもらえるのか不安」と涙を流した。

　練習生はレベル分けをするため、トレーナー陣の前でグループごとに歌とダンスを披露することに。チーム分けではAランクからFランクの5段階に振り分けられる。「準備ができていない」と評価された練習生にはA以下がつけられ、Fは落第となる。

　パフォーマンスでは「アオハル」が圧倒的な歌唱力とダンスを披露し、トレーナー陣を驚かせた。特に1位の鼓は歌だけでなくダンスでも魅了し、中曽根から「スターだ！」と絶賛され、文句なしでAランクに選ばれた。また有葉も即興でフリースタイルのダンスを披露しAランクに。文寧も物静かな雰囲気から一変して艶やかな歌声を披露し、Aランクとなった。鼓は「練習生評価で1位をいただいて、『Aをとらなきゃ』というプレッシャーがありました」と語り、「自信がなかった部分が少し救われた」とホッとした表情を見せた。最下位の舞優は落第とはならず、Dランク。KEN THE 390から「D評価だけど100位ではない」と背中を押され、涙を流して喜んだ。

　SNS上では「鼓さん、歌うますぎ！」「鼓に心もってかれた」「文寧ちゃんの声いいなぁ～」「有葉ちゃんダンスヤッッッッッバ」といった興奮の声や、「高木舞優さん、全然100位だと思わなった」「舞優ちゃん順位上がりそう」と舞優を応援する声も挙がっている。

※高木舞優の高ははしご高。