女優の芳根京子が、来春3月1日に公開予定の新作『映画ドラえもん のび太の地球交響楽（ちきゅうシンフォニー）』にゲスト声優として出演することが分かった。4日に都内で行われた『藤子・Ｆ・不二雄 生誕90周年 企画発表会』で正式発表された。

　藤子・F・不二雄プロは、今年12月1日に藤子・F・不二雄が生誕90年を迎えることを記念し、“藤子・F・不二雄 生誕90周年記念事業”の企画を順次スタートする。

『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』は、映画『ドラえもん』シリーズのシリーズ43作目となる最新作。今回の冒険のテーマは音楽。日常に当たり前のように存在していた音楽が、もし地球から消えてしまったら……。ドラえもんたちが地球を救う大冒険が始まる、というストーリーが展開される。

　同作内で、物語のカギを握る歌姫・ミーナの声を担当する芳根は、オファーを受けた当時を振り返って「本当に驚きました。『本当に!?』と思ったんですけど、今日こういう風にこの場に立てていること、ドラちゃんとお話させてもらっていることで、今とても実感が湧いています。収録はこれからなんですけど、とても身が引き締まる思いです」と恐縮しきり。

　横にいたえんび服姿のドラえもんから、どら焼きは粒あん派かこしあん派と問われて「粒あんかな……！」と笑って回答。

　続けてドラえもんから、自身と1日一緒に過ごすなら何をしたいかと問われて「一日一緒に過ごせるなんてうれしいな～！　何したいかな？　えっと、最近旅行にハマっているので、ドラちゃんと一緒に何も決めずに、行き当たりばったりの旅に出て、困ったことがあったら助けて」とニッコリ。ドラえもんはデレデレの様子を見せた。

　さらに芳根は、自身の役柄について「歌姫という肩書がありますので、とても緊張している。ドラちゃんから今日パワーを頂きましたので、精一杯心を込めて務めさせて頂きます」とほほ笑んだ。