90歳・黒柳徹子、SNS更新「楽しんでいます」 ファンの直接の反応に「そういうのが面白い」

俳優の黒柳徹子(90)が3日、都内でベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』の42年ぶりとなる続編『続 窓ぎわのトットちゃん』(講談社)の発売記念会見を行った。

記者会見を行った黒柳徹子【写真:ENCOUNT編集部】
記者会見を行った黒柳徹子【写真:ENCOUNT編集部】

42年ぶり『トットちゃん』続編を出版

 俳優の黒柳徹子(90)が3日、都内でベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』の42年ぶりとなる続編『続 窓ぎわのトットちゃん』(講談社)の発売記念会見を行った。

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 SNSの話題となると、黒柳は「インスタグラムもYouTubeもやっているけど、始めるときに周りにやったことのある人がいて教えてくれるので、余計にやることができた。テレビは映したら映しっぱなしだけど、YouTubeなどは戻ってくる。例えば、私がご飯食べているところをアップすると『大食いですね』とか戻ってくる。そういうのが面白い。ですから、楽しんで毎日を過ごしています」と声を弾ませた。

 1981年3月に刊行された『窓ぎわのトットちゃん』は、黒柳が自身の幼少期を描いた自伝的小説。続編では、青森に疎開してから、音楽学校を卒業してNHKの専属女優になり、ニューヨークに留学するまでの日々がつづられている。

 42年ぶりに続編の筆をとることになったのは、ロシアによるウクライナ侵攻がきっかけだった。「子どもたちはどうしているんだろうと思ったとき、果たして戦争中のとき自分はどうだったのか思い出して、前作にも(戦争のことを)書きましたが、やっぱりもう少し書いておこうかなと」と明かした。

 また、ベストセラーとなった前作『窓ぎわのトットちゃん』について振り返る場面では、「一番書きたかったのは、トモエ学園の校長先生がどんな先生なのかお伝えしたかった。その教育を受けていなければ、今の私はいない」と吐露した。

 ベストセラーになったことについては「不思議なことだと感じた。あんなにすごいことになって、驚きました。NHKニュースに出て、そこで本屋さんに本が運ばれていく様子が中継されて『どう思いますか』って。びっくりしましたね。こんなこと、あるんだって」と回顧した。

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