【ブギウギ】初回視聴率16.5%の好スタート 視聴者も好感触「いきなり心つかまれた」

俳優・趣里が主演を務めるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土曜午前8時)の初回が2日に放送され、関東地区の平均世帯視聴率が16.5%(個人9.4%)だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。前作『らんまん』の初回16.1%を0.4ポイント上回るまずまずの好スタートと言えそうだ。

銭湯で歌う鈴子(澤井梨丘)【写真:(C)NHK】
銭湯で歌う鈴子(澤井梨丘)【写真:(C)NHK】

趣里が主人公・花田鈴子を演じ、鈴子の少女期は澤井梨丘が演じる

 俳優・趣里が主演を務めるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土曜午前8時)の初回が2日に放送され、関東地区の平均世帯視聴率が16.5%(個人9.4%)だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。前作『らんまん』の初回16.1%を0.4ポイント上回るまずまずの好スタートと言えそうだ。

 同作は、大阪の下町の銭湯の看板娘として育つヒロイン・鈴子が、小さな頃から歌って踊るのが大好きで、やがて歌の才能を発揮し、戦後のスター(福来スズ子)となっていく半生を戦後の大スター・笠置シヅ子さんをモデルにフィクションとして描く。鈴子の少女期は澤井梨丘が演じている。

 初回放送後、ネットでは「オープニングで人形を使ってざん新」「オープニングがおしゃれ」「オープニングからワクワクした」「主題歌も好き」「面白くてテンション上がりました」「元気もらえます」「楽しい朝になりそう」「いきなり心つかまれた」「気持ちいい高揚感」「子役ちゃんが趣里さんそっくり」「澤井さん歌うまいしはつらつ加減が素敵」「子役ちゃんパーフェクト」と高い評価の声であふれていた。

 ビデオリサーチによると、近年の朝ドラの初回の関東地区の平均世帯視聴率は2020年度前期『エール』が21.2%を記録した後、20年度後期『おちょやん』が18.8%、21年度前期『おかえりモネ』が19.2%、21年度後期『カムカムエヴリバディ』が16.4%、22年度前期『ちむどんどん』が16.7%、22年度後期『舞いあがれ!』が16.3%、23年度前期『らんまん』が16.1%だった。『カムカムエヴリバディ』以降は4作連続で16%台を記録していたが、これで5作連続初回16%台となった。今回の『ブギウギ』の初回は前2作を上回るスタートで、視聴者の反響も良く、今後の数字が注目される。

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