井ノ原快彦、副社長就任もタレント業継続「僕としては辞めるつもりはありません」
タレントの井ノ原快彦が2日、都内で行われたジャニーズ事務所の新体制発表会見に登壇した。今回、新たに設立されるマネジメント会社の副社長に就任することを正式発表。自身のタレント活動については継続すると表明した。
所信表明「内側向きだった我々が未来を切り開いていくためには、ファンの方々と二人三脚で進むべき」
タレントの井ノ原快彦が2日、都内で行われたジャニーズ事務所の新体制発表会見に登壇した。今回、新たに設立されるマネジメント会社の副社長に就任することを正式発表。自身のタレント活動については継続すると表明した。
質疑応答の中で、井ノ原は「僕としてはタレントを辞めるつもりはありません。副社長ということなんですけど、今はジャニーズJr.の発掘育成をやっております。エージェント会社の中にもし来てくれるという仲間たちがいるのであれば、彼らを担当する副社長と思ってもらえるとうれしいです」と回答した。
井ノ原は現在、ジャニーズアイランド社長として後進の育成にはげんでいる。今後は、ジャニーズ事務所タレントが希望して移行する予定のマネジメント分野でも重責を担うことになる。
9月7日に行われた謝罪会見に続いて2度目の出席。井ノ原は「新会社ではファンのお力をお借りしたいと考えています。先輩や仲間たち、後輩からもファンに対する感謝の気持ちが届いております。本当にありがたく、ファンの皆様の力を実感しております。内側向きだった我々が未来を切り開いていくためには、ファンの方々と二人三脚で進むべきだと考えております」と所信表明を行い、ファンへの思いを語った。
この日の井ノ原はスーツに丸眼鏡の服装で、神妙な面持ちで席に座った。冒頭から井ノ原はマイクを手に取り、「SNSなどで被害に遭われた方の誹謗(ひぼう)中傷が起こっています。本当にやめていただきたいです」と訴えた。
また、井ノ原はこの日欠席した藤島ジュリー景子氏(前社長)がしたためたという手紙を代読した。手紙は、被害者救済・補償を終わらせた後にジャニーズ事務所を廃業する道筋を付けるなどの内容。井ノ原は冷静な口調で、ジュリー氏からの長文のメッセージを読み上げた。
前回の謝罪会見では、スーツ着用で丸眼鏡姿で登場。やりとりの中で、司会進行をフォローする場面も見られた。ツイッター(X)では、井ノ原の愛称である「イノッチ」がトレンド入りするなど、立ち振る舞いが大きな話題になった。