ジャニーズ事務所、社名を「SMILE-UP.」に変更

ジャニーズ事務所が2日、故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡る2回目の会見を都内で行った。東山紀之社長、CCO(チーフ・コンプライアンス・オフィサー)に就任した山田将之弁護士、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦と顧問弁護士が出席。前回は「継続する」とした1962年の創業から続く社名については、「性加害者の名前は残せない」との判断で変更するとし、新社名は「SMILE-UP.(スマイルアップ)」と発表した。

ジャニーズ事務所が都内のホテルで2度目の会見を開催【写真:ENCOUNT編集部】
ジャニーズ事務所が都内のホテルで2度目の会見を開催【写真:ENCOUNT編集部】

「継続」意向も一転「性加害者の名前は残せない」

 ジャニーズ事務所が2日、故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡る2回目の会見を都内で行った。東山紀之社長、CCO(チーフ・コンプライアンス・オフィサー)に就任した山田将之弁護士、ジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦と顧問弁護士が出席。前回は「継続する」とした1962年の創業から続く社名については、「性加害者の名前は残せない」との判断で変更するとし、新社名は「SMILE-UP.(スマイルアップ)」と発表した。

 東山社長は「再出発というのはどういうものか、考えてきました。井ノ原とも真剣に討論をしてまいりました。そこで事務所の社名を変更いたします。タレントマネジメント、育成業務からは完全に撤退いたします。被害に苦しんでいる方々の保障、救済、心のケアを全うさせていただきたいと考えています」と説明。

 さらに「自分たちで新しく会社を立ち上げ、ファンの皆さんのお力を借りて、アップデートさせていただき向上をはかっていただくことにしました。最後まで補償を行い、新しい未来を切り開いていく。これが私たちのビジョンです。このビジョンを実現していくためにはたくさんのことを検討し解決していかなければなりません。今後決まったことは別の機会をいただけたらと思っています」と続けた。

 そして新社名を社会貢献事業として取得した商標だという「SMILE-UP.」に変更することも発表した。

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