俳優の剛力彩芽と唐田えりかが2024年にNetflixで配信される『極悪女王』で女子プロレスラー役で出演することが1日に発表された。

　1980年代にカリスマ的人気で女子プロレス旋風を巻き起こしたダンプ松本の知られざる物語を描くNetflixシリーズ『極悪女王』は、主演・ダンプ松本役にゆりやんレトリィバァを迎え、2024年に配信される。

　1日には、本作の主人公となるダンプ松本とともに、国民的スターレスラーとして80年代空前の女子プロレス人気を盛り上げ、日本中を熱狂させた「クラッシュ・ギャルズ」のライオネス飛鳥と長与千種が、2度目の解散以来実に18年ぶりに奇跡の再集結をする結成 40周年スペシャルライブ、「CRUSH GALS 40TH ANNIVERSARY SPECIAL LIVE- THE TOP-」が開催された。

　そんな伝説的なアニバーサリーイベントをお祝いすべく、「極悪女王」でダンプ松本役を演じたゆりやんスペシャルゲストとして登場。さらに「クラッシュ・ギャルズ」の長与役を演じた唐田とライオネス役を演じた剛力が登場し、サプライズでの出演発表となった。

　長与は、「（撮影の）この2年間は本当にお世話になりました！　ありがとうございました！　ひとつのドラマを撮るのに本当に細かくこだわったので、すごい時間がかかったんです。でも、もう本当にコンプリートです！　そして皆さん携帯の待ち受けがずっとそれぞれ演じられた役柄でしたからね！」とコメント。

　ゆりやんは「ダンプ松本さん役を演じたゆりやんレトリィバァです」とあいさつしつつ、持ち前のネタも披露し会場の笑いを誘った。

　剛力は「ライオネス飛鳥さん役を演じました剛力彩芽です。まず緊張がありましたし、ご本人やファンの方にも見ていただけるということで、不安はありました。でもやるからには頑張らないと、と思いやりました！」とあいさつ。するとライオネスは、「千種が監修している話を聞いていたのですが、すごいんだよってずっと言っていました。すると長与も「女優魂を超えましたね、素晴らしい」と絶賛した。

　そして唐田が「長与千種さん役を演じた唐田えりかです」とあいさつすると、長与は「昔は私もかわいかったです。からちっち（唐田）の顔見ていると、うちも若い頃はかわいかったなって、全然負けてねえなって思います。うちが19～20才のときの顔と似ているんです」とコメントとすると、ライオネスは「剛力さんにそっくりだったなんて、私は図々しくて言えないよ笑」と返し会場を笑わせた。

　さらに、サプライズでダンプ松本も登場。ダンプ松本は「みんな泣けてきちゃうでしょ、久しぶりのクラッシュ・ギャルズ。自分も泣けてきちゃうよ。ファンがババアばっかりで笑。あんなに可愛かった若い子たちが、今はもう（応援も）必死だよ！　こんなの老人ホームだよ！笑」とダンプらしいコメントで会場を盛り上げた。

　また、ダンプが直接指導したというゆりやんの竹刀についても「上手なのよ。本当に素晴らしいの。顔もそっくりで、自分がいるんじゃないかと思っちゃうくらいでした」と話すと、ライオネスも「私もあるシーンを見せていただいたのですが、本当に自分達かなと思いました」と褒め称えた。

　続けて長与は「このメンバーそろって、2024年にNetflixで配信スタートします。皆さん見てください！　本当に女優の概念を覆されます！　私も今までプロレス関係の作品を携わってきたのですが、今回は全ての概念を覆しました」とアピール。コメントすると、ライオネスも「みんな良い作品を作ろうってことで頑張ってくれました。本当にありがとうございます！」と語り、最後に長与は「こうやって私たちの40周年記念をお祝いしてくださった皆さんと、ひとつ共同作業をしたいと思います」との掛け声で、クラッシュ・ギャルズの歌手デビュー曲『炎の聖書（バイブル）』を5人で熱唱した。