俳優の水上恒司が1日、都内で行われた映画『OUT』（11月17日公開）の完成披露上映会に、主演の倉悠貴、共演の醍醐虎汰朗、与田祐希（乃木坂46）、與那城奨（JO1）、大平祥生（JO1）、金城碧海（JO1）、メガホンをとった品川ヒロシ監督とともに出席した。

　累計発行部数650万部を突破する同名ヤンキー漫画を品川が監督・脚本で実写映画化した本作。“狛江の狂犬”と恐れられた伝説の超不良・井口達也（倉）が少年院を出所したその後の人生を、新たな仲間たちや家族との絆を通して描く実録青春ムービーとなっている。

　千葉の暴走族「斬人」副総長・安倍要役を演じる水上は、あいさつを求められると「ちょっと、僕たちがしゃべってるのにJO1ばかり見て……」と会場を埋め尽くしたJO1のファン・JAMにツッコミを入れて笑いを誘い、「髪染めてくれたよかったな」とぼやいた。続けて、ヤンキーを演じるにあたって意識したことを聞かれると「声を『う゛～』ってしゃべっていて、アフレコのときとかに声を枯らせながらやっていたので……しゃべってますよ。大丈夫ですか？」とJO1のことばかり見るJAMに再びツッコミを入れて会場を沸かせた。

　また、本作は男性キャスト陣のアクションも見どころの1つだが、醍醐はアクロバティックなアクションが多かったそうで「今回バク転を覚えました」と打ち明け、品川は「醍醐は30分でバク転ができるようになったんですよ。30分ですよ！」と醍醐を絶賛。すると水上は「JO1できるか？　こいつは30分でバク転できるようになったんだぞ！」とJO1にかみついたが、JAMの視線が気になったようで「すいませんでした。ごめんなさい」と謝罪した。

　さらに、イベントでは劇中で達也（倉）と要が相撲対決をすることにちなみ、同イベントでは登壇キャスト同士で尻相撲対決が行われ、予選で與那城と対戦することになった倉に水上は「お前、絶対に勝てよ！　JO1には絶対に負けるな」と喝を入れ、JO1の3人が意気込みを語るたびに「きゃーきゃー」言うJAMに対して水上は「ちょっとしゃべっただけだろうがよ！」と声を荒らげた。品川から「そんな芸人みたいな立ち回りしなくていいから」と声をかけられると、「ちょっと楽しい」とにっこり。そして、金城が尻相撲対決で優勝すると水上は悔しそうな表情を浮かべていた。