【ブギウギ】蒼井優、産後初のドラマ出演で「圧倒的な存在感」 NHK絶賛「本当にすてきな方」
俳優の蒼井優が、趣里が主人公・花田鈴子を演じるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土曜午前8時)に、鈴子が憧れる梅丸少女歌劇団の先輩・大和礼子役で出演している。成長した鈴子を趣里が演じるが、少女時代は澤井梨丘が演じる。蒼井は昨年8月に夫・山里亮太との間に第1子となる女児を出産後、初めてのドラマ出演。演出の泉並敬眞氏が取材に応じ、蒼井の起用の背景やダンスの練習など舞台裏を明かしてくれた。物語は大阪の下町の銭湯の看板娘として育つ鈴子が、小さな頃から歌と踊りが大好きで、やがて才能を発揮し、戦後のスター(福来スズ子)となる半生を描く。
主人公・鈴子が憧れる歌劇団の先輩・大和礼子役 第5回から登場
俳優の蒼井優が、趣里が主人公・花田鈴子を演じるNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』(月~土曜午前8時)に、鈴子が憧れる梅丸少女歌劇団の先輩・大和礼子役で出演している。成長した鈴子を趣里が演じるが、少女時代は澤井梨丘が演じる。蒼井は昨年8月に夫・山里亮太との間に第1子となる女児を出産後、初めてのドラマ出演。演出の泉並敬眞氏が取材に応じ、蒼井の起用の背景やダンスの練習など舞台裏を明かしてくれた。物語は大阪の下町の銭湯の看板娘として育つ鈴子が、小さな頃から歌と踊りが大好きで、やがて才能を発揮し、戦後のスター(福来スズ子)となる半生を描く。
「大和礼子は鈴子の永遠の憧れの人となる人物。趣里さんがヒロインに決まり、誰がその憧れの役を背負っていけるのかと思った時に、蒼井さんはどうですか、という提案をしました。僕らは蒼井さんに出演してもらったらすごいなと思っていました。大人になった鈴子(趣里)が憧れる意味合いにもすごく説得力が出ると思っていたら、本当に出演していただけることになりました」
蒼井は6日放送の第5回から登場し、歌劇団の看板スターとして踊りを披露している。ここで、泉並氏が意外な事実を明かしてくれた。
「実は蒼井さん第8回まで一言もセリフがないんです。ただ、話している気がするほどの圧倒的な存在感。少女の鈴子に11日放送の第8回で『話していいなんて言ってないけど』と初めてセリフを言いますが、いい意味で、鈴子役の澤井さんがそのシーンだけは本当に緊張していました」
蒼井は産後初のドラマ出演。
「実は裏ですごくバレエの練習をしていただいています。出産後、すぐあの動きができるというのはすごいこと。かなり稽古をしてくださいました。あと、ご本人が、歌劇が好きだということもあり、現場でもすごく楽しんでやってくださっています。梅丸少女歌劇団の中のワンオブトップという空気感です」
練習はどのくらいやっているのか。
「年明けぐらいから毎週、時間が許す限り稽古をしていただきました」
福岡利武チーフ・プロデューサーも「本当にすてきな方。凛とした姿が美しい方です」。演出の福井充広氏も「圧倒的な存在感。映画女優ですからワンショットの力が違うんです。たたずまいを含めてオーラを放っています。僕らとしてはありがとうございますという感じです」
歌劇団のステージも豪華で華やか。泉並氏は舞台裏を紹介してくれた。
「NHK大阪ホールで撮影しています。ほぼ毎週ショーパートがありますが、舞台演出の荻田浩一さんが毎週つくっています。ステージショーをできる限り見せていこうということを旗印に掲げてやっていますので、ドラマ+舞台と、両方やっている感じです」
劇団員のクラシックバレエのレッスンシーンもリアリティーがある。
「劇中に登場するバレエの先生もウクライナの国立バレエ団の本当のバレエの先生です。今、ウクライナから淡路島に避難してきている方が本当に指導してくださっています」