格闘技イベント「For Japan presents RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」（10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ＝ABEMA PPV ONLINE LIVEで全試合生中継）の出場選手記者会見が29日、愛知・名古屋市内で行われ、RIZIN3戦目で初勝利を目指す元幕内力士の貴賢神が「今までと180度違う」と自信をのぞかせた。

　過去2戦連続でKO負け。MMAの洗礼を味わっている貴賢神だが、今回は「今までと180度違う」と断言し、こう続けた。

「色んな面を含め、最高潮にきている。海外での修行の経験がは大きいです。主にロシアの選手とずっと練習していて、レスリングも打撃も強くて、最初の3週間毎日吐きながら練習していた。スタミナもついて、やられることへの怖さもなくなった。やられっぱなしでは終われない性格なんで、ケンカしながら、スパーリングもしていたら気持ちも強くなって、そこが凄く良かった」

　対戦相手はRIZIN初参戦の荒東“怪獣キラー”英貴。MMA9戦全勝の未知なる強豪だが、「特にないです。映像を見ても何も思わなかった」と強気。「昨年の姿とは180度違うものを見せるというがテーマです。積極的に打ち合います」と繰り返した。シン・タカケンシンの戦いぶりに注目だ。