お笑いコンビ・マシンガンズの西堀亮が28日、都内で初の著書「芸人という病」（21日発売、双葉社）の出版を記念した会見を行った。再ブレイクを実感するか問われて「どう考えたって再ブレイクしてるだろ。めちゃくちゃ忙しくなりましたよ！」と答えた。

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　コンビ結成16年以上の漫才師による大会「THE SECOND」にて準優勝を果たし、再ブレイク中のマシンガンズ。西堀は、女性誌「anan」にコンビそろって出たことに触れて「コンビでanan出れるっていうのはやっぱり……。キレイなうちに撮っといてもらってよかった」と冗談めかしてニッコリ。

　同席した相方の滝沢秀一は「西堀はお風呂シーン撮ってもらったもんね。あれ、ギリギリ乳首出してなかったよなー！」と言うと、西堀は「僕らバストトップNGなんで！」とジョークを飛ばした。

　さらに滝沢は「本当にさんまさんにお会いできて、ダウンタウンさんにもお会いできて。これは『THE SECOND』の準優勝がなかったらできなかったこと。本当にうれしい」と実感を込めてコメント。西堀は「滝沢がダウンタウンの浜田さんに引っぱたかれるところですよ。『これは来るところまで来たな』と思いましたよ」とうなずいた。

　同著は、キングオブコント決勝に進みながらも現在は土木作業での日給を1日で使い切る男、無観客無配信ライブを行う男などとの芸人対談集。西堀が数々の芸人と対峙しながら「なぜ芸人を続けるのか」を追求していく。

　西堀は同作について「世間的に報われない芸人に密着していた。お笑い芸人を抜け出せない6人の病人に話を聞いているインタビュー集」と紹介。「なぜ売れない芸人がこんなに幸せなのかっていうのだけでも見てほしい。すごい興味深い内容になっている」と言い、彼らは「毎日地獄の底にいながら笑っている」と話す。

　さらに滝沢は「今回ゴーストライターなんですね」と暴露。同著をハリセン代わりにして滝沢をたたいた西堀は「他の人に書いて頂きまして」と笑って認め「『俺が書いたー！』って言ってないからいいんだよ！」と開き直った。

　会見には、同著に登場する和賀勇介、松崎克俊、ねろめ、「ブラックパイナーSOS」の内藤正樹、山野拓也、新宿カウボーイの石沢勤も出席した。