【らんまん】図鑑作りにオールスター集結 長屋メンバーの“モデル”に視聴者「やっぱり」「今頃気づいた」
俳優の神木隆之介が主人公・槙野万太郎を演じるNHKの連続テレビ小説『らんまん』(月~土曜午前8時)。28日に第129回が放送され、万太郎たちが図鑑を完成させようと奮闘する様子が描かれた。
第129回放送に堀井丈之助が再登場
俳優の神木隆之介が主人公・槙野万太郎を演じるNHKの連続テレビ小説『らんまん』(月~土曜午前8時)。28日に第129回が放送され、万太郎たちが図鑑を完成させようと奮闘する様子が描かれた。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
理学博士になった万太郎は、家族や虎鉄(濱田龍臣)に、寿恵子(浜辺美波)が原因も治療法も分からない病にかかっていることを打ち明け、なんとしても図鑑を完成させようと決意。「あなたの力をお借りしたい」と、さまざまな人物に助けを求めて、共に図鑑作りに奔走していくのだった。
図鑑を間に合わせようと「どうか……どうか……どうか……」と念じる万太郎は、ある人たちに助けを求めた。まず現れたのは画工の野宮(亀田佳明)だった。そして、これまで本作に登場したメンバーが続々と集結。藤丸(前原瑞樹)や波多野(前原滉)、佑一郎(中村蒼)も力を貸した。
また、「ねえ、なんで? なんで俺まで?」と怒りをあらわにしながら万太郎の力となったのは、十徳長屋で暮らした堀井丈之助(山脇辰也)だ。シェイクスピア全集を届け「祝われに来たのに!」と不満を口にしながらも図鑑作成に協力。「また深夜の戯言なんだけどさ……」と話し出すと、早稲田大に演劇のための標本館を作りたいと、長屋にいたときと同様に夢を熱く語った。
この丈之助の登場に、視聴者は「丈さん、すごい人になったんだな~!!」「再びの『深夜の ざれ言』に感動した」「シェンクスピア全集だせたんだね!!」の声が上がった。さらには、「やっぱり坪内逍遥だった!」「あ、坪内逍遥か! 今頃気づいた」「丈之助はやはり坪内逍遥だったか」とSNSで反応。シェンクスピア全集を翻訳し、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館が創設された、小説家で劇作家の坪内逍遥を思わせる描写に驚きの声が上がった。
作品は江戸末期に生まれ、激動の時代に、草花を愛し、夢に向かって人生をまっすぐに歩んだ植物学者・槙野万太郎(神木)の生涯を描くオリジナル。