ナイナイ岡村、フジ新音楽番組で進行役 狙うは“好きな司会者ランキング”も…矢部は苦笑「今から?」

お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之と岡村隆史がMCを務めるフジテレビ系音楽番組『週刊ナイナイミュージック』(水曜午後11時)が、10月11日からスタートする。このほど、MCの2人が取材に応じ、意気込みとともに野望を語った。

ナインティナインの矢部浩之(左)と岡村隆史【写真:(C)フジテレビ】
ナインティナインの矢部浩之(左)と岡村隆史【写真:(C)フジテレビ】

10月11日スタート『週刊ナイナイミュージック』

 お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之と岡村隆史がMCを務めるフジテレビ系音楽番組『週刊ナイナイミュージック』(水曜午後11時)が、10月11日からスタートする。このほど、MCの2人が取材に応じ、意気込みとともに野望を語った。

 同番組は“架空の音楽雑誌”をコンセプトに、矢部が編集長、岡村が記者として「週刊ナイナイミュージック」編集部から最新の音楽情報、アーティスト情報だけでなくさまざまなエンターテインメントを取り上げる音楽バラエティー。

 オファーが届いた際、矢部は思わず「なんで? って言いました」と意外だったようで、岡村は「我々世代はフジテレビさんでいうと、『夜のヒットスタジオ』があって、バラエティー番組と音楽番組が合わさったような感じで、テレビをかじりついて見てました。なんかそういうときのような、自分らが楽しみにしてた音楽番組みたいにできたらいいなって」と、意気込みを語った。

 番組では岡村が“記者”として進行を担当。『めちゃ×2イケてるッ!』などコンビの冠番組ではあまり回ってこなかった役割に新たな野望を抱いているようで、「ビッグチャンスなんで、もう遅咲きですけどもマスターオブセレモニー(MC)というところで評価していってもらいたい。この番組を通じて司会もできるんだと、好きな司会者ランキングに入りたい」と鼻息を荒くする。

 それを聞いた矢部は「今から?」と苦笑し、スタッフや報道陣の笑いを誘うと、まだまだ岡村の饒舌(じょうぜつ)は止まらない。

 出演するアーティストの新たな魅力を引き出したいとして、「ライブだと『盛り上がってますかー!』みたいなこと言うじゃないですか。大阪で言う、“イキり立つ”というか。そこじゃないとこを引っ張り出せないかなと思って。司会者として、均等に、3人いる場合はちゃんと3人にしゃべっていただくということを心がけて。ボーカルだからとか、ギターだからとか、そういうことではなく、あくまでも司会者ランキングを意識して、パパっと振っていきたい」と意気込んだ。

 さらに、「『あれ、意外と岡村は司会できるんじゃないか』っていうところも見せていきたいなって。カンペにないようなこともスパーンと入れていこうかなと。『岡村なんかもう司会できてんな』っていう。もうカンペも……」と話し続けていると、さすがの矢部も「何の話してんの!?」「ようしゃべるな~」とツッコミを入れていた。

 すでに収録も進んでおり、矢部は「思ったより自由に新鮮で、楽しくやらしてもらってます」と明かす。もっとも、岡村は慣れない進行で苦戦したシーンもあったようで、音楽を紹介する流れの際に「どこ見るんでしたっけ?」「ちょっと目線パニックになって」と混乱したことを告白。矢部からは「芸歴30年オーバーのタレントの悩みと違うでそれ(笑)」とツッコミを受けていた。

 また、コンビでの新レギュラー番組は久々という2人は、音楽番組とバラエティーとの違いに驚きもあったようで、矢部は「もうお弁当が違います。ちょっとね、おしゃれなんすよ音楽番組は。ジャージャー麺とかあるんですよ? めちゃめちゃおいしい」と例を挙げると、岡村も「『めちゃイケ』はジャージャー麺なんか1回も出たことない」と語気を強めて、笑いを誘った。

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