手作りマスク代で買った宝くじが当選 喜びの一方で「少し罪悪感」米国女性が戸惑い
世界中で深刻な感染拡大が進む新型コロナウイルス。感染予防のために普段はマスクをしない欧米などでもマスク需要が高まった。そんな中、米オレゴン州の女性が職場の同僚へ手作りマスクを販売。売上金で宝くじを購入したところ12万6000ドル(約1360万円)が当選するという“幸運”な出来事が起こった。米テレビ局「WFXT」が報じている。
「助けになることをしていたため、勝てるかもしれない」
世界中で深刻な感染拡大が進む新型コロナウイルス。感染予防のために普段はマスクをしない欧米などでもマスク需要が高まった。そんな中、米オレゴン州の女性が職場の同僚へ手作りマスクを販売。売上金で宝くじを購入したところ12万6000ドル(約1360万円)が当選するという“幸運”な出来事が起こった。米テレビ局「WFXT」が報じている。
オレゴン州に住むローナ・ヒューイットさんは、新型コロナウイルスの影響でレストランのウエイトレスの仕事を解雇され、スーパーでパートとして働くこととなった。そして、スーパーの同僚へ手作りのマスクを販売することを考えたようだ。
手作りマスクは好評だったようで、ヒューイットさんは「同僚はとても気に入ってくれ、お金を支払ってくれるようになりました」と語っている。
そして、普段はあまり賭け事を行わないというヒューイットさんだったが、「助けになることをしていたため、勝てるかもしれないと思いました」と、善行が幸運を生むと考え、宝くじを購入したという。
するとその予感が的中。ヒューイットさんは見事に12万6000ドル(約1360万円)の配当金に当選した。しかし、当選の喜びの一方で「少し罪悪感があった」とも語っている。
ヒューイットさんは当選金を受け取った後、布地販売店に行き、マスク用品を購入。引き続きマスクを手作りし続けている。
「私のマスクは好評ですので、作り続けたいです。他のものも作るかもしれません」
同僚への“手助け”になると考え、手作りマスクを販売したヒューイットさんの善行が引き寄せた宝くじ当選だったようだ。