草なぎ剛、清原果耶の芝居に圧巻「逆に失礼だと…思わず言っちゃった」 父娘役で映画共演

俳優の草なぎ剛が25日、都内で行われた主演映画『ミッドナイトスワン』(内田英治監督)公開3周年記念舞台あいさつに登壇。舞台上で、来年5月に公開される映画『碁盤斬り』(白石和彌監督)の出演者を発表した。

舞台あいさつに参加した草なぎ剛【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに参加した草なぎ剛【写真:ENCOUNT編集部】

清原のコメントには「僕を立ててそう言ってくれているんだろうね」

 俳優の草なぎ剛が25日、都内で行われた主演映画『ミッドナイトスワン』(内田英治監督)公開3周年記念舞台あいさつに登壇。舞台上で、来年5月に公開される映画『碁盤斬り』(白石和彌監督)の出演者を発表した。

『碁盤斬り』は、ある冤罪(えんざい)事件によって娘と引き裂かれる浪人・柳田格之進が、父として武士としての誇りを賭けた復讐(ふくしゅう)に身を投じていく姿を描く。メガホンは白石監督がとり、自身初の時代劇に挑むという。

 草なぎ演じる格之進の一人娘・お絹を演じたのは、清原果耶。草なぎは撮影を振り返って、「清原さんがすごく繊細なお芝居をされて、おこがましいけどポロッと『いいお芝居だね』と言ってしまった。そういうのって、言うのは逆に失礼だと思っていて。『何様だよ、女優さんだから当たり前じゃん』って感じだけど、思わず言っちゃったんですよ」と清原の演技に圧巻したことを明かした。

 会場では清原のコメントが紹介された。「現場で私が緊張していると『お絹ちゃんは僕の娘だから』と草なぎさんが声をかけてくださいました」と読み上げられると、草なぎは「あんまり覚えていないです(笑)。いや、でもそんなに緊張しているように見えてなかったけどな。僕を立ててそう言ってくれているんだろうね」と語った。

 草なぎがトランスジェンダー役を演じた『ミッドナイトスワン』は、きょう9月27日で公開から丸3年となった。草なぎは超異例ロングランに「こういうことって、なかなかない。これを機にステップアップしていきたい」と今後も飛躍を誓った。

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