【どうする家康】北川景子が一人二役 市に続き茶々役「ラスボスのようなキャラターなので」
俳優の北川景子が24日放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)の第36回に茶々役で出演した。北川は同作品に、信長の妹・市役としても出演していた。
茶々は信長の妹・市と浅井長政の長女
俳優の北川景子が24日放送のNHK大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)の第36回に茶々役で出演した。北川は同作品に、信長の妹・市役としても出演していた。
北川は「お市役に続き、茶々役を務めさせていただきます。お市役と同時に、茶々役のオファーもいただいていました。最初は、一人二役だと見ている方を混乱させてしまわないかと不安も大きかったのですが、お引き受けすると決めたからには、しっかりと演じ分けたいと思いました。声の出し方や表情の作り方はもちろん、かつらの形や衣装も相談させてもらって、扮装の力も借りながら、お市とはまた違う、強さや危うさを併せ持った人にできればなと。皆さんの期待に応えられるような茶々を作りあげていきたいですし、『どうする家康』のラスボスのようなキャラターなので、遠慮せずに最後まで暴れ抜いてみようと思っています。ぜひ、楽しみにしていてください」とコメントした。
茶々は、信長(岡田准一)の妹・市(北川)と浅井長政(大貫勇輔)の長女。若くして父と母を失うなど、世の不条理を悟る。妹の初や江(マイコ)のことも考え、豊臣家の庇護に入り、秀吉の側室となる道を選ぶ。秀吉の死後、豊臣家で大きな権力を手にする中、秀頼(作間龍斗)の母として、自ら乱世を御する野心に目覚めていく人物。
北川が市を演じた際は、夫・柴田勝家(吉原光夫)と秀吉(ムロツヨシ)との戦を描いた8月放送の第30回で、「織田家は死なぬ。その血と誇りはわが娘たちがしかと残していくであろう」と言い残し、命を落とす展開が描かれていた。第30回では、市の娘・茶々を白鳥玉季が演じ、「母上の無念は茶々が晴らします。茶々が天下を取ります」と話す姿も描かれていた。