【RIZIN】萩原京平、“牛久の引き込み”対策は「ぶん殴る」 元王者との対戦は「おいしい」

格闘技イベント「RIZIN.44」(24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが22日、行われている。元RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎と対戦する萩原京平(SMOKER GYM)が新たに生まれ変わった姿を見せた。

牛久絢太郎との対戦について語った萩原京平【写真:ENCOUNT編集部】
牛久絢太郎との対戦について語った萩原京平【写真:ENCOUNT編集部】

高地トレーニングでスタミナ&メンタル強化

 格闘技イベント「RIZIN.44」(24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の試合前インタビューが22日、行われている。元RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎と対戦する萩原京平(SMOKER GYM)が新たに生まれ変わった姿を見せた。

 久しぶりにメディアの前に出てきた萩原。同カードは7月30日の「超RIZIN.2」のリングで発表されたが、会見は行われていない。牛久との対戦決定時の心境をこう明かす。

「元王者やし、倒したらおいしいって言うのと、自分がステップアップするのに良い相手やなと思いました」

 そんな元王者の穴について「負けているときって相手の圧で下がってそのまま飲まれて……というパターンが多い。自分はファイトスタイル的にガンガン圧をかけていけるタイプ。そこで飲み込めたら相手の弱いところを攻めて倒せるかなと思っています」と分析。

 牛久は前戦で朝倉未来と対決し判定負け。試合では何度も相手を引き込み、膠着(こうちゃく)する場面が多くあった。試合後には“牛久の引き込み”がトレンド入りしていた。萩原はそんな展開になった場合について聞かれると「ぶん殴ります」と笑ってみせた。

 萩原は4月のカイル・アグォン戦を前に減量方法を変えたことを告白。今回も調子は良さそうだった。「残りはあと3キロです。前日まで食事をいつもと変わらず取って、調子よくできている。心配ないですね」と語った。

 今回はフィジカルトレーニングも重点的に行った。長野の標高の高いスキー場で走り込みをしたという。「酸素が薄い状態でやってきたので、スタミナ面、メンタル的に関しても自信があります」と胸を張った。

 萩原は1年前に鈴木千裕とともにハワイで会見。トラッシュトークで鈴木をボコボコにしたが、試合では2R・一本負けを喫していた。そんな鈴木は現Bellatorフェザー級王者に1R・KO勝ち。RIZINでは2度、タイトル戦に挑戦する位置にまで駆け上がっている。

 そんな相手に対し「刺激になってるし、もう1回やりたいです。やり返したいなかの1人なので。今回ケラモフに勝っても負けてもタイトル戦線にいる選手なので、ゆくゆくはやりたいと思います。もう1回……」とリベンジへ意欲を見せた。

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