『龍が如く』桐生一馬がガンに… 演じる黒田崇矢、自身の経験重ねる「長い人生で何度も死にかけている」

セガの発表会「RGG SUMMIT FALL 2023」が20日、都内で開催され、『龍が如く8』(来年1月26日発売)に登場するキャラクター・桐生一馬が、ガンを患っていることが明かされた。

イベントに登壇した黒田崇矢【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した黒田崇矢【写真:ENCOUNT編集部】

『龍が如く8』 セガの発表会に出席

 セガの発表会「RGG SUMMIT FALL 2023」が20日、都内で開催され、『龍が如く8』(来年1月26日発売)に登場するキャラクター・桐生一馬が、ガンを患っていることが明かされた。

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 桐生を演じている声優の黒田崇矢は、「長い人生で何度も死にかけている。入院したり、いろんな病を乗り越えてきた。その時を思い出しながら(演じた)」と吐露。「体の中がやばいときは、体全体に力が入らない、大きく呼吸ができない。だけど、周りの人間に気を使わせないようにしゃべっていた記憶がある。だから、桐生もそうするんじゃないか。気を使わせないようにするけど、ちょっと弱くなってしまっている、微妙なニュアンスは意識した」と語った。

 病に冒されている桐生だが、黒田によると「人間は面白いもので、大事なところでバンッと行こうと思うときは行ける。人間って、やっぱりとてつもない大きな力を秘めている」と証言し、「使い分けは結構考えましたね。細かい芝居を作ったつもりです」と収録を振り返った。

「龍が如くスタジアム」の代表・横山昌義氏は、「桐生は病になりましたけど、それ自体は桐生の終わりを言っているわけではない」とし、「これをきっかけに中身としては明るくて希望のある話を作りたいって黒さんと話していた。(桐生は)楽しそうだったでしょ? 黒さんは見事な強弱の使い分け、演技でした」と明かした。

『龍が如く8』は、シリーズ初の海外ステージ「ハワイ」が舞台。どん底から再びはい上がる男・春日一番(中谷一博)と人生最期の戦いに挑む男・桐生一馬(黒田)の“ダブル主人公”が繰り広げる、ドラマティックRPGとなる。

 発表会にはそのほか、難波悠役の安田顕、エリック・トミザワ役のKing Gnuの井口理、不二宮千歳役の伊波杏樹、向田紗栄子役の上坂すみれ、足立宏一役の大塚明夫、春日役の中谷も参加した。

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