コーセー、ジャニーズタレントへの「移籍」推奨を削除&釈明も…「言い訳が酷い」の声

化粧品大手のコーセーグループは19日に公式サイトを更新し、性加害問題を認めたジャニーズ事務所の所属タレントに移籍を提案したように取れた部分を削除し、謝罪した。同社は今月15日、公式サイトで「ジャニーズ事務所に対する当社の対応について」と題する文書を掲載。その中で同事務所は被害者の補償に専念し、所属タレントらは他社への移籍や別組織の設立などで活動の場を確保するように求めたが、ネット上では「何様感が半端ない」「行き過ぎ」などの批判が噴出。一方で、「愛を感じる」「今までの企業声明で一番好き」「全面的に賛成」のなどの声も出ていた。

ジャニーズ事務所【写真:ENCOUNT編集部】
ジャニーズ事務所【写真:ENCOUNT編集部】

異質の表明から4日、公式サイトで謝罪

 化粧品大手のコーセーグループは19日に公式サイトを更新し、性加害問題を認めたジャニーズ事務所の所属タレントに移籍を提案したように取れた部分を削除し、謝罪した。同社は今月15日、公式サイトで「ジャニーズ事務所に対する当社の対応について」と題する文書を掲載。その中で同事務所は被害者の補償に専念し、所属タレントらは他社への移籍や別組織の設立などで活動の場を確保するように求めたが、ネット上では「何様感が半端ない」「行き過ぎ」などの批判が噴出。一方で、「愛を感じる」「今までの企業声明で一番好き」「全面的に賛成」のなどの声も出ていた。

 異質の表明から4日。コーセーグループがその内容を修正したことを公式サイトで発表した。

「当社グループが9/15に発信した、この度のジャニーズ事務所の問題に関するコメントに対し、一部の方から『タレントやスタッフに移籍を促すのは僭越であり、起用する側からの圧力と受け取れる』とのご指摘をいただきました。この度のご提案は、あくまでもジャニーズ事務所に対し、タレントやスタッフの皆さまが早期の活躍が再開できるよう取り得る選択肢を早急に準備すべきという趣旨であり、タレントやスタッフの皆さまに対して、移籍などの行動を促す意図は全くありません。また、タレントやスタッフの皆さまと事務所との間の契約は両者の合意でのみ決まることであり、そこに当社グループが介入する意図は全くないことも改めて表明いたします。9/15に発信したコメントが誤解を招く表現だったことにより、不愉快な思いをされた皆さまには、心よりお詫びを申し上げます。申し訳ございませんでした」

 コーセーは松本潤や目黒蓮らを広告に起用していたが、テレビCMの放映は既に終了。公式サイトに新たに掲載した「訂正版」でも、「十分な改善が認められるまで、新たな契約や起用は見送っております」としている。

 これらの対応について、ネット上では再び賛否両論が起きているが、「一度言ったことは消せない」「言い訳が酷い」などの批判の声が大きくなっている。

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