『VIVANT』最終回、視聴者が最も注目したシーンは「午後9時57分」 データ分析の会社が発表
俳優の堺雅人が主演するTBS系連続ドラマ『VIVANT』(日曜午後9時)の最終回が17日に放送された。家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンの「視られている量」を測るREVISIOはどのシーンが一番見られたかを分析。18日にデータを発表した。
2番目に注目されたのは「午後10時10分」
俳優の堺雅人が主演するTBS系連続ドラマ『VIVANT』(日曜午後9時)の最終回が17日に放送された。家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンの「視られている量」を測るREVISIOはどのシーンが一番見られたかを分析。18日にデータを発表した。
(※以下、ドラマの内容に関わる記述があります)
同社の分析によると、最も注目されたシーンは午後9時57分~59分の間で「テント」解体からモニターをあぶり出すシーン。この場面ではフローライト採掘権と引き換えに、テロ組織「テント」が解体となり、公安に身柄を拘束されることとなったノゴーン・ベキ(役所広司)。テントメンバーが額を地面につけ、偉大なる指導者ベキとの最後の別れのあいさつをかわすシーンから、テントのモニター(協力者)がまだ日本の中枢に入り込んでいることに危機感を感じる乃木憂助(堺)と黒須駿(松坂桃李)が天才ハッカー太田梨歩(飯沼愛)の協力で、日本のモニターをあぶり出す内容だった。
2番目に注目されたのは午後10時10分。乃木がベキに発砲するシーンだ。ベキが“復讐”する相手として、最後の最後に登場した内閣官房副長官の上原(橋爪功)を撃とうとするベキに立ちはだかったのは、乃木。父親に対して乃木が本当に発砲できるのか、緊迫した瞬間だった。
3番目に注目されていたのは午後10時16分の乃木が薫とジャミーンを抱きしめるシーン。乃木が、柚木薫(二階堂ふみ)とジャミーンの元に帰り彼らを抱きしめる。その後、乃木の別人格Fが脳内に登場し、「おいおいおい良いところ悪いけどよ、憂助。そろそろ見たほうがいいんじゃねえの? 置いてあるぞ」と言い放ち、目線の先に、一つの別班饅頭が置かれてるという展開だった。
REVISIOは今回使用した“注目度”の指標について「テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表します。シーンに注目している度合いがわかります」と解説している。
REVISIOは現在、国内では関東エリアの2000世帯・関西エリア600世帯、地上波/MX/BSの全番組の視聴データ、ならびにコネクテッドTVの注視データを提供している。