今田美桜、『silent』タッグドラマでフジ連ドラ初主演「皆さんの反応が楽しみ」
俳優の今田美桜が10月12日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『いちばんすきな花』(木曜午後10時)に出演することが18日、発表された。同局の連続ドラマは初主演となる。
“クアトロ主演ドラマ”の主人公の1人…10月スタート『いちばんすきな花』
俳優の今田美桜が10月12日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『いちばんすきな花』(木曜午後10時)に出演することが18日、発表された。同局の連続ドラマは初主演となる。
本作は4人の俳優が主演を務める新しい形の“クアトロ主演”ドラマ。社会現象とも呼ばれた『silent』(2022年)でプロデュースを務めた村瀬健氏と脚本家・生方美久氏が再びタッグを組み、“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマにくすっと笑って、ふわっと泣ける、新しいスタイルのドラマを描く。違う人生を歩んできた4人の男女がつむぎ出す“友情”と“恋愛”、そしてそこで生まれるそのどちらとも違う“感情”を丁寧に描いていく。これまで、多部未華子、松下洸平、神尾楓珠の出演が発表されている。
今田が演じる、主人公のうちの1人・深雪夜々(みゆき・よよ)は、表参道の美容院で美容師として働いている女性。純粋に友達になろうとしても、男性からは異性というだけで勝手に恋愛ととらえられ、女性からはそんな姿をねたまれてしまうという経験をしてきたことで、「1対1で人と向き合うのが怖い」という思いを抱えるように。
そんなことから周囲に合わせるために思っていないことを口にしたり、取り繕ったりするようになり、そのせいで態度を勘違いされてしまうことも。人間に性別がなかったら、きっと自分の悩みの大半は解決する気がすると考えることもしばしば。そんな夜々がゆくえや椿、紅葉の3人と出会うことで、どのように変わっていくのか。
今田のコメント全文は以下の通り。
――今作の主演のオファーを受けての印象を教えて下さい。
「この作品は日常的で誰しもが考えたことのある永遠のテーマで、台本を読ませていただいた時、ぜひやってみたいと思いました。私が演じる夜々というキャラクターをこのチームのみなさんの中で演じられることに今からワクワクしています」
――台本を読んでの感想をお聞かせ下さい。
「“あーあるよね、確かに、あるある”と思いながら、クスッと笑ってしまったり、じわんとくるものがあったり、不思議な出会いの4人をずっと見てたいという気持ちになりました。登場するキャラクター、掛け合い、台詞(せりふ)もすごく魅力的で4人が今後どう交わっていくのか先の展開が私も楽しみです」
――深雪夜々役の印象と、演じる上での意気込みを教えて下さい。
「夜々のお話をもらった時、プロデューサーの村瀬さんに“今田さんをイメージしてます”と言っていただきました。夜々は、勘違いされたりすることに慣れ、諦め、人の顔色を伺い、優しさにあふれた子です。そして人間関係が進むにつれ孤独を感じ、カタツムリになりたいと思う瞬間が多くある子です。26歳で同い年の役だからこそ今感じる、感じた経験と照らし合わせながら日々夜々と向き合っていきたいです。ゆくえさん、椿さん、紅葉さんと一緒に楽しく演じられたらなと思っています」
――視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
「10月期新ドラマ『いちばんすきな花』の主人公4人の内の1人、深雪夜々を演じます。この作品を通じて、見てくださる皆さんと様々な瞬間に共感したり、安心したりできたらと思います。皆さんの反応が楽しみです。いろいろな愛があふれ、穏やかな気持ちになるようなこのドラマをチームの皆さんと一緒にお届けしたいです」