最高時速412キロ、衝撃の3.1億円…誰が買うのか? 日本初上陸のEV車、すでに契約者も
欧州クロアチアを拠点とするハイパーカーのEV(電気自動車)メーカー・Rimac Automobiliの市販モデル『Rimac Nevera(リマック ネヴェーラ)』が13日、日本で初めて披露された。ハイパーカーは販売価格が億単位で高性能なスポーツカーを指し、このネヴェーラの車両本体価格は時価で約3.1億円だ。最高時速412キロで、フル充電での航続可能距離は490キロを誇るハイスペック。東京・江東区の『ARTA MECHANICS & INSPIRATIONS』で行われた新車発表会で公開となり、会場は圧倒的なオーラに衝撃が走った。
1914馬力 「0-100」加速は1.81秒の超高性能EV 『リマック ネヴェーラ』
欧州クロアチアを拠点とするハイパーカーのEV(電気自動車)メーカー・Rimac Automobiliの市販モデル『Rimac Nevera(リマック ネヴェーラ)』が13日、日本で初めて披露された。ハイパーカーは販売価格が億単位で高性能なスポーツカーを指し、このネヴェーラの車両本体価格は時価で約3.1億円だ。最高時速412キロで、フル充電での航続可能距離は490キロを誇るハイスペック。東京・江東区の『ARTA MECHANICS & INSPIRATIONS』で行われた新車発表会で公開となり、会場は圧倒的なオーラに衝撃が走った。
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お目見えとなった車体は洗練されたデザインで、ボディーカラーの「CALLISTO GREEN」が鮮烈な輝きを放った。
同社は2009年、マテ・リマック氏が21歳の時に小さなガレージから立ち上げ、世界規模に成長した高級EVブランドだ。21年に発表されたネヴェーラの車名は「クロアチアの沖合で発生する地中海の嵐」を意味している。ゼロから開発を始め、5年の歳月を経て完成した。
同社が開発した4つのモーターを搭載した電動パワートレインは、1914馬力と圧巻。バッテリー容量は120キロワット時。強じんなフルカーボンボディーで、ゼロから時速100キロ到達までは、わずか1.81秒。発表資料によると、「世界で最も加速が速い量産車、世界で最も速い量産電気自動車として独立検証済み」というから驚きだ。来日したチーフテストドライバーのミロ氏は「この車は今まで行ったことのない領域を目指す」と強調した。
超高性能だけに、お値段も億超えで驚異的。150台のユニットが2022年夏から順次納車されており、なんと、すでに日本で契約者がいるという。販売を担当するBINGOSPORTSの担当者は「リマックは言わばゲームチェンジャーになるであろう存在です。今までのハイパーカーとは別のジャンルとして、EVハイパーカーに興味を持っていただけたら」と語った。
今回、株式会社オートバックスセブンと、世界の希少車の販売・オークションを手掛ける株式会社BINGOがパートナーシップ契約を締結。同店舗を起点として、ハイパーカーの展示会やコレクタブルカーのオークションなどのさまざまな協働事業をスタートさせる。BINGO社がRimac Automobiliの日本総販売代理店として取り扱いを担っており、今月16日にネヴェーラの試乗会が予定されている。