新庄剛志監督、選手への誹謗中傷に苦言「言われる側の気持ち考えて」「僕に言ってこい」

プロ野球・北海道日本ハムファイターズのBIGBOSSこと新庄剛志監督が12日までにインスタグラムのストーリーズで、選手に誹謗中傷を寄せるアンチに苦言を呈した。

日本ハム・新庄剛志監督【写真:ENCOUNT編集部】
日本ハム・新庄剛志監督【写真:ENCOUNT編集部】

伊藤大海選手は「絶対に許しません」と怒りをあらわに

 プロ野球・北海道日本ハムファイターズのBIGBOSSこと新庄剛志監督が12日までにインスタグラムのストーリーズで、選手に誹謗(ひぼう)中傷を寄せるアンチに苦言を呈した。

「アウト7人に安打9本 障害者がなぜ野球をするのか インスタをする時間に練習しなさい 人生が可哀想だ 見た目はダウン症候群みたいで ボールに頭を打たれて引退しなさい、障害者よ 祈るもまた祈る」という声に、伊藤大海投手は「情けない投球をしたことは重々承知ですが」と前置きしつつ、「言っていいことと悪いことがある。意見と感想。それと誹謗中傷は別物。絶対に許しません」と怒りをあらわにしていた。

 新庄監督は、伊藤投手の投稿を引用し「可愛い選手達に誹謗中傷しないでください」と強く訴えた。「自分の子供や家族が言われるとどう思いますか? 今、選手達はものすごく成長しています。成長の妨げになることはやめてください」と呼びかけた。

 そして「起用したのは僕です。僕が言われることには慣れていますが、可愛い選手達に言うのは一切やめてください。『プロだから』『有名だから』何を言っていいわけではありません。人として言われる側の気持ちを考えてください。言いたいことがあるなら監督の僕に言ってこい」と強調した。

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