チートばかり? 完全催眠に過去改変…凶悪すぎる精神攻撃をしてくる『BLEACH』キャラ3選

『週刊少年ジャンプ』で2001年から16年まで連載されていた人気バトル漫画『BLEACH』(作:久保帯人)。さまざまな特殊能力を持ったキャラが登場する中、パワーで対抗するのではなく精神攻撃を繰り出すキャラも多数存在している。そこで今回は“強力な精神攻撃で苦しめたキャラ”に注目していく。

30日には第2クール最終回1時間スペシャルが放送される『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』【画像:(C)久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ】
30日には第2クール最終回1時間スペシャルが放送される『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』【画像:(C)久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ】

藍染惣右介の鏡花水月の能力は途中から使用されず…

『週刊少年ジャンプ』で2001年から16年まで連載されていた人気バトル漫画『BLEACH』(作:久保帯人)。さまざまな特殊能力を持ったキャラが登場する中、パワーで対抗するのではなく精神攻撃を繰り出すキャラも多数存在している。そこで今回は“強力な精神攻撃で苦しめたキャラ”に注目していく。

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 最初に紹介するのは、「破面(アランカル)篇」のボスを務めた「藍染惣右介」。「尸魂界(ソウルソサエティ)篇」で初登場した藍染は当初温厚な人物だったものの、のちに裏切り者に。破面篇では『BLEACH』初期の敵「虚(ホロウ)」の集団を従えるボスとして登場した。

 藍染の持つ刀「鏡花水月」の能力は“完全催眠”だ。刀の能力解放の瞬間を見た人間の五感すべてを支配し、姿や感触、匂いを誤認させる効果を持つ。完全催眠に一度かかれば、自身の感じるものすべてが現実か幻か分からなくなってしまう。

 とても厄介な特殊能力だが、藍染は破面篇終盤でパワーアップを果たしたあと、なぜか鏡花水月の能力を使わなくなってしまう。この展開に、ネット上では「作者が(鏡花水月の)攻略法を思いつかなかったからでは?」「実は藍染としては気に入らない能力だった」などと考察するファンも少なくないようだ。

 次に紹介するのは、完現術者(フルブリンガー)である「月島秀九郎」。「死神代行消失篇」に登場する敵キャラで、容赦のない精神攻撃で主人公の黒崎一護を苦しめた。彼の「ブック・オブ・ジ・エンド」という能力は、斬りつけた対象に自身の存在を挟み、月島の思うように改変できるというもの。月島はこの能力を一護の周囲の人間に使用し、最初から“月島が存在していた”という過去に改変して一護を混乱させた。

 これまでの一護の活躍がすべて月島によるものに変えられ、みんなの認識がズレてしまう現象に恐怖を感じた読者も多い。ちなみにSNS上では日常のよくある流れで、「途中から登場したキャラが最初から存在していたかのような場面」が発見されると「月島さんのおかげ」というコメントがネタとして寄せられることもある。

 最後に紹介するのは「千年血戦篇」に登場する滅却師「ぺぺ・ワキャブラーダ」だ。恰幅の良い体型にサングラスをつけた人物で、手で作ったハートマークから霊圧を放ち、命中した対象を洗脳する「愛(ザ・ラヴ)」の能力を持つ。

 対象に愛を植え付ける能力に加え、本気の姿になるとオムツを履いたほぼ全裸のオッサンになるというインパクト抜群な見た目のぺぺ。「大丈夫? アニメに出せる?」「むしろアニメで思いっきり動いてほしい」など、23年7月8日から放送されているアニメ「千年血戦篇 訣別譚」での登場に向けて、期待と不安の声がファンから多数寄せられている。

 五感を支配する能力や過去改変、問答無用で洗脳する能力など、数多くの精神攻撃が登場する『BLEACH』。アニメ「千年血戦篇 訣別譚」に今回紹介したキャラが登場した際は、発動する能力の描写にも要注目だ。

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