NHKは26日、緊急事態宣言解除に伴う取材、制作の対応を発表した。NHKはこれまで緊急性、必要性の高い番組を除いて見合わせてきた外部出演者に来てもらう形での収録や外出を伴うロケ、中継、収録について、必要性を精査した上で、十分な対策がとれる場合に限って随時再開するとした。

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　引き続き、すべての取材、制作現場で人と人の間の身体的距離を十分確保することやリモート収録を最大限に活用することなどの「三密」防止対策やマスク着用、手指消毒などの感染予防策を徹底し、外部出演者のスタジオ出演、収録にあたっては、具体的な感染防止の取り組みを出演者に説明し、了承を得ることを前提とするとした。

　また、「NHKニュース　おはよう日本」「ニュース　シブ5時」「NHKニュース7」「ニュースウオッチ9」などのニュース番組、「あさイチ」「ごごナマ」などの情報番組では、これまでメインキャスターやMCが交代でスタジオ出演したり、リモート出演する措置が講じられてきたが、27日からメインキャスターやMCがそろってのスタジオ出演を順次再開するという。

　一方、ドラマや公開収録番組については、具体的な運用ルールをまとめたマニュアルを整備し、専門家のアドバイスを受けながら、収録再開に向けて具体的な検討をさらに進めていくとした。