Snow Manの渡辺翔太とSixTONESの森本慎太郎が9日、東京・帝国劇場で行われた舞台『DREAM BOYS』の公開ゲネプロと囲み取材に出席。日々応援してくれているファンへ向けて、メッセージを送った。

　本作は、17年間の長きにわたり、毎年さまざまな組み合わせで演じられ、2019年の公演からはKinKi Kidsの堂本光一が演出に関わってきた。そして、20年目を迎える今回の公演で渡辺が主演、森本がチャンプ役を務める。

　ジャニーズ事務所は7日、都内ホテルで記者会見を開き、故ジャニー喜多川前社長による性加害の事実を正式に認めて謝罪。問題を放置してきた責任を取って、今月5日に藤島ジュリー景子代表取締役社長（57）が辞任。所属タレントの東山紀之（56）が新社長に就任したことが発表された。

　ジャニーズ事務所が新体制を迎えることを踏まえ、「ファンに伝えたいことは？」と聞かれると、森本は「僕も会見は見ましたし、複雑なところはあるんです」と正直に明かした。さらに「僕がステージに立ってできることは、エンターテインメントを見てもらって、新体制のジャニーズを応援してもらうことだと思っています。先がどうなるか分からないのも正直あるんですけど、やりたいことはあって……。僕はこのステージに立って、森本やSixTONESやジャニーズの未来を安心して楽しんでもらえるように、まずはこの1か月がんばろうと思っています」と力強くコメント。

　渡辺も「僕も記者会見も見ていて……。事務所が大きな転換期を迎えている最中にDREAM BOYSが初日を迎える。こういった状況の中で、お客さんは変わらず帝国劇場に足を運んでくださるということに、感謝しないといけないなと思っています」と思いを語った。

　そして、「今いただいているお仕事を全力でこなして、お客さんに笑顔になっていただくということが最善の努めかなと思っています。メディアの方々にも、話題に取り上げていただけるのもうれしいです。ステージでいろんなお客さんを楽しませて、結果でまた新たな未来を構築できていけたらと思っています」と締めくくった。