井ノ原快彦、ジャニー氏の性加害は「触れてはいけない空気があった」 デビュー目指して向き合わなかったことを「後悔」
ジャニーズ事務所は7日、都内で記者会見を行い、故ジャニー喜多川前社長による性加害の事実を正式に認め、謝罪した。『ジャニーズアイランド』社長の井ノ原快彦が登壇し、ジャニー氏の性加害について「触れてはいけない空気があった」と述べた。
故ジャニー喜多川前社長による性加害問題を受けて開催
ジャニーズ事務所は7日、都内で記者会見を行い、故ジャニー喜多川前社長による性加害の事実を正式に認め、謝罪した。『ジャニーズアイランド』社長の井ノ原快彦が登壇し、ジャニー氏の性加害について「触れてはいけない空気があった」と述べた。
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眼鏡にスーツ姿で登場した井ノ原。険しい表情を浮かべ、会見に臨んだ。
質疑応答で、ジャニー氏による性加害の認識について質問が飛んだ。「僕は小学校6年生の頃にジャニーズ事務所に入りました。そういった(暴露)本が出ていたので、周りでそうなのかな、そうなったらどうしようという話はしていました。ただ、被害に遭われた方が相談に乗ってくる空気はなかったです。僕らの関心事は、それをいったん置いて、当時小学生、中学生ぐらいでしたから、デビューしたいという気持ちが強かったです」と明かした。
現在の心境について、「そんなときに小学生、中学生の自分たちが、それちょっとおかしいんじゃないか、と言えなかったことが今となっては後悔しています。得体の知れない、それには触れてはいけない空気がありました」と言葉をつないだ。
一方で、新たに社長の座に就いた東山紀之も自身のこれまでについて言及。「うわさとしては聞いていましたが、私自身は被害を受けたことはないです。受けている現場に立ち会ったことはなく、先輩たちからも後輩たちからも相談を受けることはなく、うわさには聞いておりましたが、自分から行動を起こすことはありませんでした。今後は反省を込めて対応していきたいと思います」と述べた。
会見には、辞任を表明した藤島ジュリー景子元代表取締役社長も出席した。