滝沢秀明氏TOBE 所属タレントの画像、動画はファンSNSで使用OK「応援や感動の共有をより良いものに」

ジャニーズ事務所前副社長の滝沢秀明氏が設立したTOBE(トゥービー)は5日までに公式サイトを更新し、所属アーティストが発信する画像や動画などの著作権に関するガイドラインを発表した。

TOBEが著作権に関するガイドラインを発表【写真:X(@tobeofficial_jp)より】
TOBEが著作権に関するガイドラインを発表【写真:X(@tobeofficial_jp)より】

公式サイトで発表「著作権侵害を主張いたしません」

 ジャニーズ事務所前副社長の滝沢秀明氏が設立したTOBE(トゥービー)は5日までに公式サイトを更新し、所属アーティストが発信する画像や動画などの著作権に関するガイドラインを発表した。

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「私たちはファンの皆様の応援によって、いつも支えられ勇気づけられています。TOBEは様々な形でのアーティスト応援や感動の共有をより良いものにしていきたいと考えております。そのような中で、皆様からTOBEおよびアーティスト個人が発信する画像や動画を、応援のために使用する際のルールに関して質問が多く寄せられてきました。そこで安心して画像や動画を活用し、応援していただけるようにガイドラインを策定いたしました」

 その上で、「『TOBEおよびアーティスト個人が発信する画像や動画』をファンの皆様個人のSNS(Instagram、X(旧Twitter)、TikTokなど)、YouTube等動画配信サイトに投稿いただくことに関して、TOBEは著作権侵害を主張いたしません」とした。

「TOBEおよびアーティスト個人が発信する画像や動画」とは「TOBE公式およびアーティスト公式HPや、TOBE公式およびアーティスト個人のSNS、YouTubeに掲載されているコンテンツのことを指す」としており、ファンが自由にそれらを使用できることを伝えた。

 一方で、「NG事項」も設定した。

「商業的利用、営利目的で利用すること」「ファンクラブ会員向け画像、動画等の有料コンテンツを外部へ発信すること」「悪意ある加工・改変・編集を行うこと」「公序良俗に反する内容や、特定の思想・信条または宗教的・政治的メッセージを内容とする表現を含む投稿すること」「個人ではない法人等の団体が投稿すること」「生放送をミラー配信すること」「歌ってみたなど含む歌唱コンテンツなどの切抜き」「そのほか個人での応援の範疇を超える利用」

 そして、「投稿にTOBE以外の第三者が有する知的財産権が利用されている場合は、このガイドラインとは別にその知的財産権の権利者から許諾を得る必要があります」とした。

 また、YouTubeの切り抜き動画で収益化することは認めるとし、「収益化を行なう場合は、提携パートナーであるYoutubeMCN『ガジェット通信クリエイターネットワーク』への登録をお願い致します」と説明。「このガイドラインを守られていない投稿に対しては削除要請または法的措置を行うことがあります」と呼びかけた。

 TOBEの所属タレントは元V6の三宅健、元King & Princeの平野紫耀、神宮寺勇太、元IMPACTors(ジャニーズJr.内グループ)でIMP.に改名したグループの7人、元ジャニーズJr.の大東立樹で計11人。それぞれの動画、画像、情報が事務所や個人のSNSなどから発信されている。

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