【VIVANT】別班4人が復活する決定的証拠があった、乃木の“フェイク銃撃”と1か月前の予告動画
俳優の堺雅人が主演を務めるTBS系連続ドラマ『VIVANT(ヴィヴァン)』(日曜午後9時)の第8話が3日に放送された。堺演じる主人公・乃木憂助の特技を根拠に、早過ぎる死を迎えた別班4人の復活説が急激にクローズアップされている。
TBS公式動画に点滴シーン 『ドラゴン桜』のヤンキーが土壇場で生還し大活躍か
俳優の堺雅人が主演を務めるTBS系連続ドラマ『VIVANT(ヴィヴァン)』(日曜午後9時)の第8話が3日に放送された。堺演じる主人公・乃木憂助の特技を根拠に、早過ぎる死を迎えた別班4人の復活説が急激にクローズアップされている。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
自衛隊の秘密諜報部隊「別班」に所属する乃木には素手で物の重さが分かる、という特殊能力がある。第1話ではジャミーンが小麦粉を測る様子を見た乃木が、素手で重さを測る驚きの技を披露し、第8話でも児童養護施設内の食堂で給食責任者がノゴーン・ベキ(役所広司)に米の配給の増量を求めた際、乃木は「お待ちください」とさえぎり、皿に盛られたご飯を手で持ち上げてその重量を正確に測量。その結果、責任者が米の横流しをしていたことが暴露された。
乃木のこの特殊能力を知っている視聴者は、乃木が牢屋に鎖でつながれた部下の黒須(松坂桃李)を銃殺しかけたシーンについてさかんに考察している。手で重さが分かる乃木はノコル(二宮和也)から渡された拳銃を手にした途端、銃弾は1発だけしか入っていないと判断。1発目を故意に外した後で黒須に空砲を撃ち込んだ。「俺がお前を殺してやる」と涙ながらに乃木への殺意を見せていた黒須だが、実は乃木の特殊能力に救われていた、というわけだ。
こうした流れが分かってくると、関心は早々に姿を消した別班4人にも向けられる。米国のミリタリースクールと自衛隊の特殊組織内で高度な狙撃訓練を受けた乃木は、第7話で黒須の他、市川笑三郎、平山祐介、西山潤、珠城りょう演じる別班の精鋭部隊4人を一瞬のうちに狙撃。第8話ではその4人が即死したことを警視庁公安の野崎(阿部寛)が確認し、棺が飛行機に搬入されるシーンが登場した。
狙撃と測量に関する乃木の特殊能力が伏線であるとすれば、別班4人の生還はその伏線の回収にあたる。視聴者からは「別班4人の死はフェイク。野崎と(地元警察幹部の)チンギスも乃木の計画に協力」「別班4人は生きて搬送? 薫とジャミーンの写真を野崎が見つけた時に来たメールで依頼?)」「別班の即死とされた4人も生きてそう。野崎さんになんか頼んでたから」「7話で野崎さんがスマホ見て驚いたのは、撃たれた別班メンバーを日本に輸送して欲しいという依頼だったのか」などの推理が寄せられている。
実はこれらの考察があながち誤りではない決定的証拠がある。TBS公式YouTubeチャンネルが1か月前に配信した「『VIVANT』キャスト最新ビジュアル公開! 遂に、本当の冒険物語が幕を開ける―第3話 7/30(日)よる9時」というタイトルの動画を見ると、長さ2分の動画後半にベッドで点滴を受けるパジャマ姿の西山が登場しているのだ。このシーンは“別班即死”以降、まだ劇中に登場していない。
となると、今後は別班4人の復活とクライマックスに向けての活躍が描かれる可能性が大きい。特に西山は阿部が主演した同じ日曜劇場の『ドラゴン桜』にヤンキー役として出演していただけに復活に期待がかかっている。YouTube動画で描かれた病床シーンがいつ、どこで回収されるのか、見逃せない。