斎藤佑樹氏、SNSの意見「あまり聞く必要がない」 独自の挑戦マインド語る
元プロ野球選手の斎藤佑樹氏が4日、都内で行われた「SEALY SPORTS」新商品メディア発表会に出席した。挑戦する際のマインドについて、現役時代の経験を踏まえつつ持論を語った。
「SEALY SPORTS」新商品メディア発表会に出席
元プロ野球選手の斎藤佑樹氏が4日、都内で行われた「SEALY SPORTS」新商品メディア発表会に出席した。挑戦する際のマインドについて、現役時代の経験を踏まえつつ持論を語った。
この日、斎藤氏は同席した7人制ラグビー日本代表の丸尾崇真氏から「トライ&エラーを繰り返す時に大事にしていることは何か」と質問されて、「アスリートって失敗を恐れたらダメだけど、でもやっぱり失敗は怖いじゃないですか」と言い、現役時代を振り返るように熱弁。
「野球も挑戦する中で、怖いんですよ。『自分が失敗したら嫌だな』とか。このボールがちょっと中に入ったらホームラン打たれて、チームが負けてしまって、ファンの人たちが悲しんで、ということを恐れて、色んなことに挑戦しにくくなる。でもそこは割り切って、『自分の中で大事にしていること何だっけ?』と。目標に向かって大事なことって、挑戦すること。それが実はちっぽけな挑戦だったりする。みんなにとっては大したことない、自分にとってはすごい大きなことかもしれない、という風に思い込んで、『実は僕のことをそんなにみんな見てないよな』というマインドで僕は挑戦するようにしてました」
また、「みんな、結局自分のことでいっぱいいっぱい。人のことを気にしている余裕が、実はなかったりするじゃないですか。だから自分が過剰に意識しなくても、『みんな見てないや』と僕はすごい思ってました。『もっと気にしろよ』ということかもしれないですけど」と述べた。
かつてハンカチ王子として一斉を風靡(ふうび)し、北海道日本ハムファイターズ時代も注目を浴び続けてきた斎藤氏。その心境に至った経緯について「今の時代って、ネットメディアとかSNSとかで色々自分の意見をストレートに伝えられる。それを、僕たちアスリートが見ることも当然ある。その中で、きっと悪いことを書かれたり、お褒めの言葉を頂いたりすることもある。そういう意見というのは、すごくありがたいと思いつつも、自分が挑戦するべき場所に向かって、その言葉ってあんまり意味がなかったりするときもある。そういうのはあまり聞く必要がないかな、と。僕はプロ野球とかで怪我をしているときにすごく感じた」と述懐。
続けて「そこからは、挑戦する中で、身近な人のアドバイスは聞くけど、遠くの人の言葉をあまり耳に入れる必要はないかなという風にずっと考えています。そうすると気持ちも楽になる。自分が挑戦することを、いい意味で、そこに突っ走れる。そんな思いでずっとやってきた。まわりの方に注目していただいたのはすごくうれしいんですけど、ただやっぱり自分が目の前のこと、大きな目標を達成するためには、その言葉はあまり聞かないようにしていました」と明かした。
米国シェアNo.1のマットレスブランド「Sealy(シーリー)」は今回、人気ライン「SEALY SPORTS」から最高級モデルの新商品「SYNERGY(シナジー)」を発売。圧倒的な体圧分散性によるフィット感で、これまでにない快適な寝心地を追求している。