佐久間宣行氏、お台場でフジ会見に出席 「23年前に落ちてまさかゴールデンの演出を担当するとは」
元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏が4日、東京・お台場で行われたフジテレビの秋の番組改編会見に出席し、新番組への意気込みを語った。演出・プロデュースを担当する新トークバラエティー『オドオド×ハラハラ』(10月19日スタート、木曜午後8時)で、佐久間氏はフジのレギュラー番組で初演出を務める。
佐久間氏はフジのレギュラー番組で初演出を務める
元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏が4日、東京・お台場で行われたフジテレビの秋の番組改編会見に出席し、新番組への意気込みを語った。演出・プロデュースを担当する新トークバラエティー『オドオド×ハラハラ』(10月19日スタート、木曜午後8時)で、佐久間氏はフジのレギュラー番組で初演出を務める。
お笑いコンビのオードリー(若林正恭・春日俊彰)とハライチ(岩井勇気・澤部佑)がMCとして初タッグを組み、各方面から招いたゲストとともに、“予測不能”な企画に挑みながら、トーク番組の可能性を探る。今年6月の特番から、早くもゴールデンタイムでレギュラー化だ。
ヒットメーカーとして知られる佐久間氏は2021年にテレビ東京を退社し、現在はフリーで活動。テレビの舞台だけでなく、YouTube番組の演出・プロデュース、ラジオのパーソナリティーを務めるなど、幅広く活躍を見せている。
あいさつで佐久間氏は冒頭から、「23年前にフジテレビを落ちまして、23年後にまさかゴールデンの演出を担当するとは思いませんでした」と語り出し、笑いを取った。
かねてゆかりのあるオードリー&ハライチと新たなスタイルの番組を作り上げるのに、気合は十分。「オードリーとハライチは付き合いが長いんです。オードリーはいま一番脂が乗っている。いつ誰がオードリーの冠を担当するのかと思っていました。ハライチはフジテレビの帯(MCを務める『ぽかぽか』)を担当するような素晴らしいコンビに育ちました。その2組を担当させてもらえることは、演出家としてこんなにうれしいことはないです」と実感を語った。
そのうえで、「2組の魅力が存分に出るような企画を準備して、裏番組や古巣のテレビ東京の番組も面白いですが、『楽しくてずっと見ちゃうよね』という番組にしていきたいです。面白くなる予感はずっとしております」と前を見据えた。
フジテレビの中嶋優一・編成制作局編成部長は「木曜はほぼテレビ東京になると思います」と冗談っぽく話しながらも、「フジテレビのゴールデンはこういうことでしょうということを、新たな出発でアジャストしてくれることに期待しています」と期待感を示した。