【どうする家康】家康&家臣団、数正の真意に「あほたわけ!」の号泣大合唱 SNS「一番の神回」

俳優の松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。3日放送の第34回では、家康の家臣・石川数正(松重豊)が豊臣秀吉(ムロツヨシ)方に出奔した徳川家中に衝撃が走った。その後、家康が秀吉方に屈服するか、全面対決をするかの決断に迫られ、葛藤する様子が描かれた。

松本潤演じる家康【写真:(C)NHK】
松本潤演じる家康【写真:(C)NHK】

松本潤が徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ 第34回の平均世帯視聴率11.7%

 俳優の松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。3日放送の第34回では、家康の家臣・石川数正(松重豊)が豊臣秀吉(ムロツヨシ)方に出奔した徳川家中に衝撃が走った。その後、家康が秀吉方に屈服するか、全面対決をするかの決断に迫られ、葛藤する様子が描かれた。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 数正の出奔に動揺する徳川家中。敵に手の内を知られたも同然となり、家康は追い詰められるが、そこに天正地震が発生。両軍ともに戦どころではなくなる。家康を上洛させたい秀吉は、妹の旭(山田真歩)を人質として家康に嫁がせ、さらに老いた母までも差し出す。

 全面対決か屈服か、家康と家臣団では評定が行われた。本多忠勝(山田裕貴)や榊原康政(杉野遥亮)らは全面対決を主張。しかし、酒井忠次(大森南朋)は家康が敗北を認められないのは「お心をとらわれているからでございましょう」と言う。「今は亡きお方様と……信康様」と続け、“戦なき世を作る”ことに縛られているのだと説いた。

 さらに、於愛も評定に立ち入り、「お方様が目指した世は、殿がなさなければならぬものなのでございますか。ほかの人が戦なき世を作るなら、それでもよいのでは」と家康に進言。すると、忠次も「数正にはそれが見えておったのかもしれんな……。自分が出奔すれば、戦はもうしたくてもできぬ。それが殿、皆を、ひいては徳川を守ることだと」と真意を汲み取った。

 於愛は数正が残した木箱に押し花が入っていたこと、それが築山にあった花びらだったことも明かした。数正が築山にいつも手を合わせていたのだと推しはかると、家臣団は涙を流した。家康も涙しながら、ついに上洛して秀吉に屈することを伝えた。これを聞いた家臣団は、号泣しながら「数正が裏切ったからやむをえん!」「やつのせいでわしらは戦えなくなった!」「数正の薄情者!」「数正のあほたわけ!」と思い思いにさけび、家康の決断を受け入れた。

 SNSでは、数正の真意を知った家臣団の姿に、「今のところ一番の神回でした」「切なかった」「今までで1番グッときたかもしれない」「泣けた」「泣かずにはいられない回でした」「そうくるとは」などの声が上がっていた。

 一方、ビデオリサーチの調べによると、3日放送のNHK『どうする家康』(日曜午後8時)の関東地区の平均世帯視聴率は11.7%(個人6.9%)だった。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください