大幡しえり、13年ぶり大胆ショートカットで「未満警察」の決意「自分が成長した部分を出せれば」

「観る人の心を動かす演技につなげられればと思って、役作りの勉強を続けています」

――2018年から19年にかけて、「仮面ライダージオウ」のヒロイン・ツクヨミを演じました。大きな経験になったのではないでしょうか。

「仮面ライダーでは、お芝居の基本からアクションやアフレコ、グリーンバックを使うCGの撮影も経験させていただきました。演技の土台を作ってくださったので、そこからどう役に生かしていけるかが、これからの恩返しになると思っています」

――女優としての理想像を教えてください。

「目標にする女優さんは、『監獄のお姫様』でご一緒した満島ひかりさんです。演技の幅が広くて、ご自身の意見を持っていらっしゃる方なので、役者としてもひとりの女性としても、心から憧れています。いつかまた共演できれば。その時に備えて勉強しています」

――おうち時間が増えたことによって、何か取り組んでいることはありますか?

「ずっとおうちにいるので、体力面を落とさないように気を付けています。ドラマの撮影に備えて、体力づくりが大事になってくると思っています。朝早く起きてストレッチを毎日するようにしています。こまめに筋トレもやっています」

――規則正しく生活されているのですね。

「毎朝5時半~6時に起きています。これからを考えて、早く寝て早く起きることを習慣付けられる機会なのかなと思って取り組んでいます。ほかにも普段の生活で免疫力を高めるように心がけています」

――演技の勉強にも時間を割いているとお聞きしました。

「台本を見返したり、読書をしたり、映画ドラマ作品も観ています。先日、『君の膵臓をたべたい』の原作小説を読んで、2度目の映画版を観ました。原作が映像化される際にどのように変わるかといった点を勉強したくて。それに、作者の住野よるさんの別の作品を読みました。観る人の心を動かす演技につなげられればと思って、役作りの勉強を続けています」

――役者としてのこれからの目標は。

「演技の幅を広げていきたいと思っています。いろいろな役をやらせていただいているので、自分と離れている役、自分に似ている役を含めて、もっともっとたくさん演じられたらいいなと思っています」

〈インタビューはリモート取材で行われた〉

□大幡しえり(おおはた・しえり) 、1998年11月5日生まれ、埼玉県出身。2017年に映画「ひるなかの流星」でデビュー後、ドラマや映画で活躍。新ドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」に出演するほか、2020年「めざましテレビ イマドキガール」を務めている。インスタグラム(@shieri_ohata_)はフォロワー数15万人を突破。「オフショットやちょっとした動画を通して、ドラマでは見られない私の姿、また違った一面を見ていただければ」と発信に取り組んでいる。

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