『パリピ孔明』八木莉可子がアイドルに挑戦 元コイロカ森ふた葉はオーディションで勝ち取る

俳優の八木莉可子が27日から放送スタートするフジテレビ系連続ドラマ『パリピ孔明』(水曜午後10時)で歌と楽器に初挑戦すると4日、発表された。

「AZALEA」を演じる(左から)葵うたの、八木莉可子、森ふた葉【写真:(C)フジテレビ】
「AZALEA」を演じる(左から)葵うたの、八木莉可子、森ふた葉【写真:(C)フジテレビ】

仮面アイドルユニット「AZALEA」の一員

 俳優の八木莉可子が27日から放送スタートするフジテレビ系連続ドラマ『パリピ孔明』(水曜午後10時)で歌と楽器に初挑戦すると4日、発表された。

『パリピ孔明』は中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(しょかつ・こうめい/向井理)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人の少女・月見英子(つきみ・えいこ/上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリー。

 Netflixシリーズ『First Love 初恋』で、満島ひかり演じる主人公の学生時代を演じ話題を呼んだ八木が本作ではアイドル役に挑戦する。既報の通り、八木は路上ライブで英子と出会うシンガー・久遠七海(くおん・ななみ)役としての出演。だが、七海は、実はアイドルユニット「AZALEA」のベースボーカルというもう一つの顔を持つ。

「AZALEA」は、元は3人組のバンドユニットだったが、ある音楽プロデューサーとの出会いをきっかけに仮面アイドルユニットとして活動することになる。すると、瞬く間に熱狂的ファンが付き、人気を博す。八木は、「AZALEA」としての出演について、「最初はやはり不安が大きかったです。今回、ギターとベースとダンスと歌に挑戦したのですが、ダンスは以前CM撮影で挑戦したことがあるだけで、それ以外は全くの未経験でした。ほとんどの共演者の方が音楽やダンスの経験がある中で、演奏したり、踊ったりするのが私で大丈夫だろうか、という気持ちが素直に言うとありました」と不安を吐露。

 また、「私自身は、音楽に挑戦するのは初めてだったので、とにかく音楽オタクの七海に近づけるように、ボイトレと楽器の練習を頑張りました」と思いを明かした。

 なお、八木以外の「AZALEA」のメンバーはオーディションで選ばれ、一夏(いちか)役に俳優、声優、グラビアと幅広く活動する葵うたの、双葉(ふたば)役に秋元康氏プロデュースのアイドルバンドのザ・コインロッカーズ元メンバー・森ふた葉が抜てきされた。

 八木らが演じる「AZALEA」の代表曲『No Future But Go To Future』の歌唱映像も初解禁。本作のために書き下ろされた新曲で、作詞・作曲は、浜崎あゆみやDREAMS COME TRUE、SMAP、私立恵比寿中学など多数のアーティストのサウンドプロデュースを手がけるCMJKが担当。そして、ダンスの振り付けは、米津玄師やMISIA、また、「<NHK>2020応援ソング プロジェクト」の楽曲として制作された『パプリカ』の振り付けを手がけたダンサー・振付師の辻本知彦が担当する。

 音楽界のヒットメーカーとのコラボで届ける本楽曲は、ポップで耳に残るループ・ソング。ダンスは、無機質なロボットダンスに加え、サビに入るとシンプルな振り付けで、音楽に乗りやすいリズムのステップが特徴的なポップなダンスになっている。本楽曲について八木は、「歌詞はもちろん、何よりAZALEAの3人はこの歌が大好きだと思います。キャッチーなダンスと歌詞もステキなので、是非、たくさんの方々に注目してもらえるとうれしいです!」とメッセージを寄せた。

次のページへ (2/2) 【画像】「AZALEA」のパフォーマンスシーン
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