せんだみつお、昭和の魅力を熱弁「エネルギーがあった」「コンプライアンスがない時代」
タレントのせんだみつおが3日、都内で行われたライブ「昭和歌謡黄金時代」囲み取材に出席した。当日は歌手の湯原昌幸、菅原進(ビリーバンバン)、タレントの夏木ゆたかも登場し、昔話に花が咲いた。
団塊世代ライブの「食後は薬の説明会」と自虐
タレントのせんだみつおが3日、都内で行われたライブ「昭和歌謡黄金時代」囲み取材に出席した。当日は歌手の湯原昌幸、菅原進(ビリーバンバン)、タレントの夏木ゆたかも登場し、昔話に花が咲いた。
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せんだは「僕と進さんと先輩の湯原さんは大体同年代で、夏木さんがちょっと若い。大体団塊世代でございます。今日のイベントは昭和芸人生存者発見番組。まだ生きてるよみたいな……」と切り出し、「仲の良い我々4人がそろうのは何十年ぶりくらいでございます。ますます昭和はいいなと思っていただければ」と同ライブをアピールした。
湯原が「なんで昭和はいいんですかね」と質問すると、せんだは「昭和はエネルギーがあるんですね。自由があったり、エネルギーがあったり、コンプライアンスがない時代でしたね。1964年の東京五輪のころは今日より明日、明日よりあさってが明るい日になるんじゃないかというのが昭和の人間のモチベーションでした」と振り返った。
せんだと湯原は70年代の人気番組『せんみつ・湯原ドット30』でともにMCを務めていた。ビリーバンバンにはせんだが以前所属していたこともあって、それぞれ関わりが深い。
記者から「4人でステージが上がるのは初めてということですが、感慨深さなどはありますか」という質問があがると、せんだは「昔、銀座に三越がありまして、そこで『ぎんざNOW!』という番組が発足しました。その前から夏木さんは銀座三越専属のイベントの司会者だったんです。そういう意味では、夏木さんも湯原さんも私の芸能界の先輩。僕と進は17歳のときに知り合っている。50何年のお付き合い。このご縁が不思議で、こうやって一緒にお仕事ができるとはこんな幸せなことはない」と語った。
さらにせんだは「この4人はどこかでご縁があったんです。でも先ほど一緒にご飯をいただいたんですけど、食後は薬の説明会」と自虐的に笑いつつ、「僕ら4人、うれしくてしょうがないです。集まっていただけるお客さんには大感謝です」と真剣な表情で語っていた。
同日に行われる同ライブでは、せんだが総合司会を務め、青春歌謡を夏木、フォークソングを菅原、グループサウンズを湯原が、それぞれのジャンルの当時の曲を全28曲、たっぷりと歌い上げる。