ビリーバンバン菅原進、“古き良き昭和”を述懐「モノがなくても明日に向かおうと」
音楽ユニット・ビリーバンバンの菅原進が3日、都内で行われたライブ「昭和歌謡黄金時代」囲み取材に出席した。当日は歌手の湯原昌幸、タレントのせんだみつおや夏木ゆたかも登場し、昔話に花が咲いた。
菅原進、せんだみつお、湯原昌幸、夏木ゆたかが昭和歌謡を歌い上げるライブを実施
音楽ユニット・ビリーバンバンの菅原進が3日、都内で行われたライブ「昭和歌謡黄金時代」囲み取材に出席した。当日は歌手の湯原昌幸、タレントのせんだみつおや夏木ゆたかも登場し、昔話に花が咲いた。
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菅原は映画『ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』の挿入歌『ココロありがとう』を担当。YouTubeでの“「うっせぇわ」をビリーバンバン菅原進(73歳)が歌ってみた。”という動画が110万以上の再生を記録していることから、若者人気も高まっている。ビリーバンバンでは、1969年に『白いブランコ』で大ヒットを飛ばしている。
菅原は「僕たちの時代はモノがあまりないときだったので、モノをつくるという知恵が働きましたね。明日に向かおうという感じがありました。今は選択ですから、モノが多すぎて選ばなければならない。楽だけど楽しくない。そういう意味では僕たちの時代はこれから生きようというエネルギーを感じました」と昭和時代を振り返った。
報道陣から「元気の秘密はなんですか」という質問があがると、菅原は「今日はちょっと元気ない。風邪引いちゃって」とボソリ。続けて、「昔はモノがないから曲も湧き出るように出ました。今は出ません」と話し、笑いを誘った。続けて、「歌手になりたいと僕は中学生で決めたんです。実現して今に至ります」と語った。
同日に行われる同ライブでは、せんだが総合司会を務め、青春歌謡を夏木、フォークソングを菅原、グループサウンズを湯原が、それぞれのジャンルの当時の曲を全28曲、たっぷりと歌い上げる。