プロ野球のチア女子チームが、オリンピアンチームに勝利した。1日、横浜スタジアムで行われたDeNA-巨人の試合前、DeNAのオフィシャルパフォーマンスチーム・dianaと全員がオリンピック出場者の陸上レジェンド軍（福島千里氏、高平慎士氏、木村文子氏、朝原宣治氏）がリレー対決。dianaが5人で220メートル、レジェンド軍が4人で270メートルを走った。

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　ハンデ50メートル。だが、スタートすると差は想定外に縮まらず、アンカーのAkiが朝原に大差をつけたままジャンピングゴール。瞬間、大歓声を浴び、朝原氏に「言葉が出ねぇ～。ハンデの決め方、間違えたんじゃないですか」と言わしめた。

　dianaは今季、本拠地試合の4回裏終了時にイベント「Hisense ハマスタバトル」でファンと3対3のリレー対決を行っており、この日までの成績は40勝15敗。アンカーを務めるAkiのスピードは圧巻で、爆走ぶりがネット上で話題になっている。その状況で実現したスペシャル対決だったが、レジェンド軍はまさかの大敗。チームを率いた高橋尚子氏は「（dianaが）速かったですね。まさか、こんなに差が縮まらないとは。今から陸上来ないですか」と感心しつつ、「もう1回、リベンジさせてください」と再対決をリクエストした。そして、「9月23日にアジア大会が始まります。TBS系列です。みなさん、熱い応援をお願いします」と観客に呼びかけた。

　終了後、Akiは会心の笑顔で「ハンデはありつつも、勝ててうれしいです。横浜スタジアムで（レジェンド軍と）一緒に走れて楽しかったです」と声を弾ませた。対決の動画が公開されると、ファンからは「ハンデがいらなかったレベル」「トラックで再戦がみたい」「diana　マジ速ぇ～」の声が相次いだ。